この記事では、moto g64 5G(2024年6月発売)とmoto g24(2024年3月発売)の違いを比較してご紹介します。
【結論】moto g64 5Gとg24の選び方のポイント
2024年春から夏にかけて発売された両機種は、どちらも手頃な価格帯のモデルですが、発売日の新しいmoto g64 5Gはより高性能な機能を備えています。
具体的な違いを挙げると以下の通りです。
機能 | moto g64 5G | moto g24 |
---|---|---|
充電速度 | 30W(より早く充電可能) | 15W |
通信速度 | 5G対応(より高速な通信が可能) | 4G対応 |
カメラ機能 | 5000万画素(手ブレ補正付き) | 5000万画素 |
画面の精細さ | FHD+(より鮮明) | HD+ |
画面の滑らかさ | 120Hz(より滑らか) | 90Hz |
これらの特徴を踏まえ、以下のような使い方をされる方におすすめです。
たしかに、moto g64 5Gは発売日も新しく高性能な点が魅力的ですが、LINEやSNS、ネットサーフィンなどの基本機能を使うことが主な用途なのであれば、よりお手頃な価格のmoto g24の性能で十分カバーできます。
特に、moto g24は格安SIM事業者のキャンペーンでお得に購入できる機会も多くなっているので、価格重視の方はぜひチェックしてみてください。
moto g64 5Gとmoto g24のスペックを比較
moto g64 5Gとmoto g24の主なスペックを比較表で示しています。
まずは全体の概要をご確認いただき、その後で気になる項目を詳しくチェックしてみてください。
項目 | moto g64 5G | moto g24 |
---|---|---|
メーカー | motorola | motorola |
発売日 | 2024/6/28 | 2024/3/22 |
サイズ | 約73.82(W)x161.56(H)x7.99(D) (mm)※最薄部 | 約74.53(W)x163.49(H)x7.99(D) (mm) |
重さ | 約177g | 約181g |
カラー | ・スペースブラック ・シルバーブルー | ・マットチャコール ・アイスグリーン |
OS | Android™ 14 | Android™14 |
SoC(CPU) | MediaTek Dimensity 7025 (2.5GHz x 2+ 2.0GHz x 6) | MediaTek Helio G85 オクタコア (2.0GHz x 2+ 1.7GHz x 6) |
RAM / ROM(メモリ) | RAM:8GB / ROM:128GB / microSD 最大1TB | RAM:8GB / ROM:128GB |
バッテリー | 5000mAh 急速充電対応 30W TurboPower™ チャージ対応 | 5000mAh 急速充電対応 15W TurboPower™チャージ対応 |
充電端子 | USB Type-C | USB-Type C |
ディスプレイ | 約6.5インチ2,400×1,080 (FHD+) 20:9 | 約6.6インチ1,612×720(HD+)、LCD、20:9 |
リフレッシュレート | 120Hz | 90Hz |
アウトカメラ | 5000万画素(アウトカメラ:5000万画素メイン OIS (f/1.8 )PDAF+200万画素マクロ(f/2.4) LEDフラッシュ) | 5000万画素(アウトカメラ:5000万画素メイン (f/1.8) PDAF + 約200万画素マクロ (f/2.4) + LEDフラッシュ) |
インカメラ | 1600万画素(インカメラ:1600万画素(f/2.4)) | 800万画素(インカメラ:800万画素(f/2.0)) |
対応SIM | nanoSIM / eSIM スロット数:1 | nanoSIM / nanoSIM スロット数:2 |
防水/防塵 | IPX2、IP5X | IP52 |
おサイフケータイ | ◯ 対応 | - |
指紋認証 | ◯ 対応 | ◯ 対応 |
顔認証 | ◯ 対応 | ◯ 対応 |
対応バンド(5G) | 5G: n1/3/28/41/77/78 | - |
対応バンド(4G) | LTE: B1/2/3/4/8/11/12/17/18/19/26/28/38/41/42 | LTE:B1/2/3/5/7/8/18/19/20/26/28/38/40/41 |
公式サイト | 公式サイトを見る | 公式サイトを見る |
AnTuTuベンチマークスコアでSoC性能を比較

項目 | moto g64 5G | moto g24 |
---|---|---|
SoC(CPU) | MediaTek Dimensity 7025 (2.5GHz x 2+ 2.0GHz x 6) | MediaTek Helio G85 オクタコア (2.0GHz x 2+ 1.7GHz x 6) |
- PU:基本的な処理性能と演算速度
- GPU:グラフィック処理やゲーム描画の性能
- Memory:RAMとROMの処理速度
- UX:実際の操作性と応答性能
AnTuTuスコア | 動作・操作感 |
---|---|
総合スコア:約150万点以上 GPUスコア:約60万点以上 | ヌルヌル、動作に不満なし |
総合スコア:約100万点〜150万点 GPUスコア:約35万点〜60万点 | 重いゲームもなんとか |
総合スコア:約50万点〜100万点 GPUスコア:約15万点〜35万点 | 軽いゲームくらいなら |
総合スコア:約25万点〜50万点 GPUスコア:約5万点〜15万点 | 必要最低限 |
総合スコア:約25万点以下 GPUスコア:約5万点以下 | サブ端末向き |
AnTuTuベンチマークでは、moto g64 5G(約47万点)がmoto g24(約26万点)を大きく上回ります。
実際の使用感では、SNSやメール、写真撮影といった基本的な操作は両機種とも問題なくこなせます。
原神のような3Dゲームをプレイする場合、moto g24では動作が重くなる可能性がありますが、moto g64 5Gなら設定を調整すれば快適にプレイできるでしょう。
サイズ・重さ・画面性能の違いを比較
項目 | moto g64 5G | moto g24 |
---|---|---|
サイズ | 約73.82(W)x161.56(H)x7.99(D) (mm)※最薄部 | 約74.53(W)x163.49(H)x7.99(D) (mm) |
重さ | 約177g | 約181g |
カラー | ・スペースブラック ・シルバーブルー | ・マットチャコール ・アイスグリーン |
ディスプレイ | 約6.5インチ2,400×1,080 (FHD+) 20:9 | 約6.6インチ1,612×720(HD+)、LCD、20:9 |
リフレッシュレート | 120Hz | 90Hz |
デザインと画面表示については、両機種とも大きな違いを感じることなく日常的に使用可能です。
ただし、動画視聴や画面のスクロールではmoto g64 5Gの方がより滑らかな表示を実現しています。
例えば、SNSのタイムラインをスクロールする際や、オンライン動画を視聴する際により快適な体験が得られます。
RAM/ROMの容量を比較

項目 | moto g64 5G | moto g24 |
---|---|---|
RAM / ROM(メモリ) | RAM:8GB / ROM:128GB / microSD 最大1TB | RAM:8GB / ROM:128GB |
性能面では、両機種とも8GBのメモリを搭載しており、SNSやWebブラウジング、写真編集など、日常的な使用では同様の快適さで操作できます。
ストレージ容量は両機種とも128GBですが、moto g64 5GはmicroSDカードでの容量増設に対応しているため、たくさんの写真や動画を保存したい方に適しています。
スマートフォンの容量不足に悩まされることも少なくなるでしょう。
バッテリー容量を比較
項目 | moto g64 5G | moto g24 |
---|---|---|
バッテリー | 5000mAh 急速充電対応 30W TurboPower™ チャージ対応 | 5000mAh 急速充電対応 15W TurboPower™チャージ対応 |
充電端子 | USB Type-C | USB-Type C |
使用シーン | 4000-4500mAh | 4501-5000mAh | 5001-7000mAh |
---|---|---|---|
動画視聴連続使用 | 約8-9時間 | 約9-10時間 | 約10-12時間 |
SNS中心の通常使用 | 約1-1.5日 | 約1.5-2日 | 約2-2.5日 |
テザリング利用時 | 約4-5時間 | 約5-6時間 | 約6-7時間 |
モバイルゲーム | 約3-4時間 | 約4-5時間 | 約5-6時間 |
待機時間 | 約3-4日 | 約4-5日 | 約5-6日 |
※参考値は以下の条件で計測した想定です。使用環境や設定により実際の持続時間は変動します。
– 画面の明るさ:50%
– Wi-Fi接続時
– 室温25℃環境下
– 新品状態
バッテリーの持続時間は両機種とも十分な容量を備えています。
充電速度はmoto g64 5Gの方が速く、急いで充電したい時により便利です。
例えば、外出前の15分の充電でもより多くのバッテリー残量を確保できるでしょう。
カメラ性能を比較
項目 | moto g64 5G | moto g24 |
---|---|---|
アウトカメラ | 5000万画素(アウトカメラ:5000万画素メイン OIS (f/1.8 )PDAF+200万画素マクロ(f/2.4) LEDフラッシュ) | 5000万画素(アウトカメラ:5000万画素メイン (f/1.8) PDAF + 約200万画素マクロ (f/2.4) + LEDフラッシュ) |
インカメラ | 1600万画素(インカメラ:1600万画素(f/2.4)) | 800万画素(インカメラ:800万画素(f/2.0)) |
カメラ機能については、メインカメラの画素数は同じですが、moto g64 5Gには手ブレ補正機能が搭載されています。
夜景や室内での撮影時に、より鮮明な写真を撮影可能です。
自撮りカメラもmoto g64 5Gの方が高画質で、SNSに投稿する自撮り写真もより美しく仕上がります。
防水・防塵性能の違い

項目 | moto g64 5G | moto g24 |
---|---|---|
防水/防塵 | IPX2、IP5X | IP52 |
▼防塵性能(0〜6の7等級)
IP0X | 保護の内容 | 想定される固形物の例 |
---|---|---|
IP1X | 直系50mm以上の 大きさの固形物が内部に入らない | 手 |
IP2X | 直系12.5mm以上の 大きさの固形物が内部に入らない | 指 |
IP3X | 直系2.5mm以上の 大きさの固形物が内部に入らない | 工具の先端 |
IP4X | 直系1.0mm以上の 大きさの固形物が内部に入らない | ワイヤー |
IP5X | 有害な影響が発生するほどの 粉塵が内部に入らない | 粉塵 |
IP6X | 粉塵が内部に入らない | 粉塵 |
▼防水性能(0〜8の9等級)
IPコード | 保護の内容 |
---|---|
IPX0 | 保護されていない |
IPX1 | 垂直に落ちてくる水滴による有害な影響がない |
IPX2 | 垂直から15度の範囲で落ちてくる水滴による有害な影響がない |
IPX3 | 垂直から60度の範囲で落ちてくる水滴による有害な影響がない |
IPX4 | あらゆる方向からの飛沫による有害な影響がない |
IPX5 | あらゆる方向からの噴流水による有害な影響がない |
IPX6 | あらゆる方向からの強い噴流水による有害な影響がない |
IPX7 | 一時的に一定の水圧(水深)で水没しても内部に浸水しない |
IPX8 | 継続的に水没しても内部に浸水しない |
防水・防塵性能については、両機種とも生活防水レベルの性能を備えており、少々の雨や水しぶきを気にせず使用できます。
おサイフケータイ・認証機能の搭載状況を比較
項目 | moto g64 5G | moto g24 |
---|---|---|
おサイフケータイ | ◯ 対応 | - |
指紋認証 | ◯ 対応 | ◯ 対応 |
顔認証 | ◯ 対応 | ◯ 対応 |
おサイフケータイについては、moto g64 5Gのみ対応しており、電子マネーやICカード機能を使用したい方には便利な選択肢となります。
認証機能については、両機種とも指紋認証と顔認証に対応しており、違いはありません。
対応SIMを比較
項目 | moto g64 5G | moto g24 |
---|---|---|
対応SIM | nanoSIM / eSIM スロット数:1 | nanoSIM / nanoSIM スロット数:2 |
SIMについては、moto g24は2枚のSIMカードが使用可能なのに対し、moto g64 5GはSIMカード1枚とeSIMの組み合わせで利用します。
海外でのSIM利用を考えている方は、各機種の特徴を比較検討することをお勧めします。
対応バンドを比較

項目 | moto g64 5G | moto g24 |
---|---|---|
対応バンド(5G) | 5G: n1/3/28/41/77/78 | - |
対応バンド(4G) | LTE: B1/2/3/4/8/11/12/17/18/19/26/28/38/41/42 | LTE:B1/2/3/5/7/8/18/19/20/26/28/38/40/41 |
5G | 3.7GHz帯 | 4.5GHz帯 | 28GHz帯 | |
---|---|---|---|---|
n77 | n78 | n79 | n257 | |
ドコモ | – | ◯ | ◯ | ◯ |
au | ◯ | ◯ | – | ◯ |
ソフトバンク | ◯ | – | – | ◯ |
楽天モバイル | ◯ | – | – | ◯ |
4G(LTE) | 700MHz 帯 |
800MHz帯 | 900MHz 帯 |
1.5GHz帯 | 1.7GHz帯 | 2.0GHz帯 | 3.5GHz帯 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
バンド28 | バンド18/26 | バンド19 | バンド8 | バンド11 | バンド21 | バンド3 | バンド1 | バンド42 | |
ドコモ | ◯ | – | ◯ | – | – | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
au | ◯ | ◯ | – | – | ◯ | – | ◯ | ◯ | ◯ |
ソフトバンク | ◯ | – | – | ◯ | ◯ | – | ◯ | ◯ | ◯ |
楽天モバイル | ◯ | ◯ (auパートナー回線) |
– | – | – | – | ◯ | – | – |
※2025/01/25時点の対応バンドです。
通信機能では、moto g64 5Gは5G通信に対応しており、大容量のデータをより高速にダウンロード可能です。
動画のストリーミングや大きなファイルのダウンロードをよく行う方には、この違いが体感できると考えられます。
moto g64 5Gとg24の取り扱いサイトと本体価格
格安SIM各社での取り扱い状況と本体価格を比較
格安SIM | moto g64 5G | moto g24 |
---|---|---|
IIJmio >公式から申し込む | 2025/3/31まで9,980円 | 2025/3/31まで110円 |
楽天モバイル >公式から申し込む | - | - |
mineo >公式から申し込む | 2025/3/31まで16,808円 | 2025/3/31まで10,010円 |
※表示価格はMNP価格です。価格は調査時点のものであり、変動する可能性があります。最新の情報は各取扱いサイトにてご確認ください。