この記事では、Redmi 14C(2024年10月)とmoto g64 5G(2024年6月)の違いを比較してご紹介します。
【結論】Redmi 14Cとmoto g64 5G、どちらがおすすめ?
Redmi 14Cとmoto g64 5Gは、どちらもMediaTekプロセッサを搭載し、日常的なSNSやウェブ閲覧、写真撮影など基本的な使い方に対応したスマートフォンですが、細かい部分で違いがあります。
主な違いは以下の通りです。
特徴 | Redmi 14C | moto g64 5G |
---|---|---|
画面サイズ | 6.88インチ(より大きめ) | 6.5インチ |
通信対応 | 5G非対応 | 5G対応 |
充電速度 | 18W充電 | 30W急速充電 |
メモリ | RAM 4GB | RAM 8GB |
これらの特徴を踏まえ、以下のような使い方をされる方におすすめです。
以下では、両機種のスペック差異を精査し、それぞれの利点を最大限引き出す使用法や、価格を踏まえた製品選択の指針を示します。
Redmi 14Cとmoto g64 5Gのスペックを比較
Redmi 14Cとmoto g64 5Gの主なスペックを比較表で示しています。
まずは全体の概要をご確認いただき、その後で気になる項目を詳しくチェックしてみてください。
項目 | Redmi 14C | moto g64 5G |
---|---|---|
メーカー | Xiaomi | motorola |
発売日 | 2024/10/17 | 2024/6/28 |
サイズ | 約77.8(W)x171.88(H)x8.22(D) (mm) | 約73.82(W)x161.56(H)x7.99(D) (mm)※最薄部 |
重さ | 約211.9g | 約177g |
カラー | ・ミッドナイトブラック ・スターリーブルー ・セージグリーン | ・スペースブラック ・シルバーブルー |
OS | Android™ 14ベースのXiaomi HyperOS | Android™ 14 |
SoC(CPU) | MediaTek Helio G81-Ultraプロセッサ | MediaTek Dimensity 7025 (2.5GHz x 2+ 2.0GHz x 6) |
RAM / ROM(メモリ) | RAM:4GB / ROM:128GB / microSD 最大1TB(別売) | RAM:8GB / ROM:128GB / microSD 最大1TB |
バッテリー | 5160mAh 急速充電18W | 5000mAh 急速充電対応 30W TurboPower™ チャージ対応 |
充電端子 | USB Type-C | USB Type-C |
ディスプレイ | 約6.88インチ、1640 x 720 | 約6.5インチ2,400×1,080 (FHD+) 20:9 |
リフレッシュレート | 120Hz | 120Hz |
アウトカメラ | 5000万画素(アウトカメラ:約5000万画素 (F値1.8) | 5000万画素(アウトカメラ:5000万画素メイン OIS (f/1.8 )PDAF+200万画素マクロ(f/2.4) LEDフラッシュ) |
インカメラ | 1300万画素 (F値2.0) | 1600万画素(インカメラ:1600万画素(f/2.4)) |
対応SIM | nanoSIM / nanoSIM スロット数:2 | nanoSIM / eSIM スロット数:1 |
防水/防塵 | IPX2、IP5X | IPX2、IP5X |
おサイフケータイ | - | ◯ 対応 |
指紋認証 | ◯ 対応 | ◯ 対応 |
顔認証 | ◯ 対応 | ◯ 対応 |
対応バンド(5G) | - | 5G: n1/3/28/41/77/78 |
対応バンド(4G) | LTE:B1/2/3/4/5/7/8/13/18/19/26/28/38/40/41/66 | LTE: B1/2/3/4/8/11/12/17/18/19/26/28/38/41/42 |
公式サイト | 公式サイトを見る | 公式サイトを見る |
AnTuTuベンチマークスコアでSoC性能を比較

項目 | Redmi 14C | moto g64 5G |
---|---|---|
SoC(CPU) | MediaTek Helio G81-Ultraプロセッサ | MediaTek Dimensity 7025 (2.5GHz x 2+ 2.0GHz x 6) |
- PU:基本的な処理性能と演算速度
- GPU:グラフィック処理やゲーム描画の性能
- Memory:RAMとROMの処理速度
- UX:実際の操作性と応答性能
AnTuTuスコア | 動作・操作感 |
---|---|
総合スコア:約150万点以上 GPUスコア:約60万点以上 | ヌルヌル、動作に不満なし |
総合スコア:約100万点〜150万点 GPUスコア:約35万点〜60万点 | 重いゲームもなんとか |
総合スコア:約50万点〜100万点 GPUスコア:約15万点〜35万点 | 軽いゲームくらいなら |
総合スコア:約25万点〜50万点 GPUスコア:約5万点〜15万点 | 必要最低限 |
総合スコア:約25万点以下 GPUスコア:約5万点以下 | サブ端末向き |
AnTuTuベンチマークスコアを比較すると、moto g64 5G(Total score約47.4万点)はRedmi 14C(約26.1万点)の約1.8倍の性能差があります。
特にCPUスコアでは、moto g64 5Gが約16.4万点なのに対し、Redmi 14Cは約8.6万点と大きな開きがあります。
この差は、SNSやメール、Webブラウジングといった基本的な操作では体感しづらいものの、写真編集アプリの起動時間や、原神のような3Dゲームをプレイする際には、moto g64 5Gの方がよりスムーズな動作を期待できます。
サイズ・重さ・画面性能の違いを比較
項目 | Redmi 14C | moto g64 5G |
---|---|---|
サイズ | 約77.8(W)x171.88(H)x8.22(D) (mm) | 約73.82(W)x161.56(H)x7.99(D) (mm)※最薄部 |
重さ | 約211.9g | 約177g |
カラー | ・ミッドナイトブラック ・スターリーブルー ・セージグリーン | ・スペースブラック ・シルバーブルー |
ディスプレイ | 約6.88インチ、1640 x 720 | 約6.5インチ2,400×1,080 (FHD+) 20:9 |
リフレッシュレート | 120Hz | 120Hz |
Redmi 14Cとmoto g64 5Gは、画面の見やすさに違いがあります。
moto g64 5Gの方がフルHD+で細かい文字もくっきりと表示されます。
例えば、ニュースサイトやSNSの文章を読む際に目が疲れにくいのがメリットです。
どちらの機種も画面の滑らかさは同じレベルですので、ゲームやSNSでの快適さに違いはありません。
RAM/ROMの容量を比較

項目 | Redmi 14C | moto g64 5G |
---|---|---|
RAM / ROM(メモリ) | RAM:4GB / ROM:128GB / microSD 最大1TB(別売) | RAM:8GB / ROM:128GB / microSD 最大1TB |
メモリ容量に関して、moto g64 5GはRedmi 14Cを上回っており、アプリの同時起動がより快適です。
例えば、地図アプリを使いながら音楽を再生し、さらにSNSもチェックするといった使い方でも、アプリの切り替えがスムーズです。
ストレージはどちらも十分な容量があり、さらにmicroSDカードでの拡張にも対応しています。
写真や動画をたくさん保存する方でも安心して使えますね。
バッテリー容量を比較
項目 | Redmi 14C | moto g64 5G |
---|---|---|
バッテリー | 5160mAh 急速充電18W | 5000mAh 急速充電対応 30W TurboPower™ チャージ対応 |
充電端子 | USB Type-C | USB Type-C |
使用シーン | 4000-4500mAh | 4501-5000mAh | 5001-7000mAh |
---|---|---|---|
動画視聴連続使用 | 約8-9時間 | 約9-10時間 | 約10-12時間 |
SNS中心の通常使用 | 約1-1.5日 | 約1.5-2日 | 約2-2.5日 |
テザリング利用時 | 約4-5時間 | 約5-6時間 | 約6-7時間 |
モバイルゲーム | 約3-4時間 | 約4-5時間 | 約5-6時間 |
待機時間 | 約3-4日 | 約4-5日 | 約5-6日 |
※参考値は以下の条件で計測した想定です。使用環境や設定により実際の持続時間は変動します。
– 画面の明るさ:50%
– Wi-Fi接続時
– 室温25℃環境下
– 新品状態
バッテリー容量はほぼ同等ですが、充電速度に違いがあります。
moto g64 5Gの方が急速充電の性能が高く、朝の慌ただしい時間でも短時間の充電で安心して外出できます。
例えば、出かける30分前に充電を始めても、かなりの容量を回復できるのが特徴です。
カメラ性能を比較
項目 | Redmi 14C | moto g64 5G |
---|---|---|
アウトカメラ | 5000万画素(アウトカメラ:約5000万画素 (F値1.8) | 5000万画素(アウトカメラ:5000万画素メイン OIS (f/1.8 )PDAF+200万画素マクロ(f/2.4) LEDフラッシュ) |
インカメラ | 1300万画素 (F値2.0) | 1600万画素(インカメラ:1600万画素(f/2.4)) |
両機種とも高画素のカメラを搭載していますが、moto g64 5Gには手ブレ補正機能が付いているのが特徴です。
例えば、夜景や動いている被写体を撮影する際に、よりブレの少ない写真が撮れます。
また、マクロカメラも搭載されており、花や小物の接写撮影も得意としています。
自撮りカメラについては、moto g64 5Gの方が高画素で、より細かいディテールまで撮影できます。
防水・防塵性能を比較

項目 | Redmi 14C | moto g64 5G |
---|---|---|
防水/防塵 | IPX2、IP5X | IPX2、IP5X |
▼防塵性能(0〜6の7等級)
IP0X | 保護の内容 | 想定される固形物の例 |
---|---|---|
IP1X | 直系50mm以上の 大きさの固形物が内部に入らない | 手 |
IP2X | 直系12.5mm以上の 大きさの固形物が内部に入らない | 指 |
IP3X | 直系2.5mm以上の 大きさの固形物が内部に入らない | 工具の先端 |
IP4X | 直系1.0mm以上の 大きさの固形物が内部に入らない | ワイヤー |
IP5X | 有害な影響が発生するほどの 粉塵が内部に入らない | 粉塵 |
IP6X | 粉塵が内部に入らない | 粉塵 |
▼防水性能(0〜8の9等級)
IPコード | 保護の内容 |
---|---|
IPX0 | 保護されていない |
IPX1 | 垂直に落ちてくる水滴による有害な影響がない |
IPX2 | 垂直から15度の範囲で落ちてくる水滴による有害な影響がない |
IPX3 | 垂直から60度の範囲で落ちてくる水滴による有害な影響がない |
IPX4 | あらゆる方向からの飛沫による有害な影響がない |
IPX5 | あらゆる方向からの噴流水による有害な影響がない |
IPX6 | あらゆる方向からの強い噴流水による有害な影響がない |
IPX7 | 一時的に一定の水圧(水深)で水没しても内部に浸水しない |
IPX8 | 継続的に水没しても内部に浸水しない |
防水・防塵性能は両機種とも同レベルで、少しの水滴や埃なら心配ありません。
認証機能については、両機種とも指紋認証に対応していますが、moto g64 5Gは顔認証にも対応しているのが特徴です。
マスクをしている時は指紋認証、手が濡れている時は顔認証というように、状況に応じて使い分けられます。
おサイフケータイ・認証機能の搭載状況を比較
項目 | Redmi 14C | moto g64 5G |
---|---|---|
おサイフケータイ | - | ◯ 対応 |
指紋認証 | ◯ 対応 | ◯ 対応 |
顔認証 | ◯ 対応 | ◯ 対応 |
おサイフケータイはmoto g64 5Gのみが対応しています。
電車やバスでの支払い、コンビニでの買い物など、日常的な決済がより便利になります。
対応SIMを比較
項目 | Redmi 14C | moto g64 5G |
---|---|---|
対応SIM | nanoSIM / nanoSIM スロット数:2 | nanoSIM / eSIM スロット数:1 |
SIMについては、Redmi 14CはデュアルSIMに対応しているのに対し、moto g64 5GはnanoSIMとeSIMの組み合わせになります。
ビジネスで使用する方や、海外でも現地のSIMを使いたい方は、この違いを考慮する必要があります。
対応バンドを比較

項目 | Redmi 14C | moto g64 5G |
---|---|---|
対応バンド(5G) | - | 5G: n1/3/28/41/77/78 |
対応バンド(4G) | LTE:B1/2/3/4/5/7/8/13/18/19/26/28/38/40/41/66 | LTE: B1/2/3/4/8/11/12/17/18/19/26/28/38/41/42 |
5G | 3.7GHz帯 | 4.5GHz帯 | 28GHz帯 | |
---|---|---|---|---|
n77 | n78 | n79 | n257 | |
ドコモ | – | ◯ | ◯ | ◯ |
au | ◯ | ◯ | – | ◯ |
ソフトバンク | ◯ | – | – | ◯ |
楽天モバイル | ◯ | – | – | ◯ |
4G(LTE) | 700MHz 帯 |
800MHz帯 | 900MHz 帯 |
1.5GHz帯 | 1.7GHz帯 | 2.0GHz帯 | 3.5GHz帯 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
バンド28 | バンド18/26 | バンド19 | バンド8 | バンド11 | バンド21 | バンド3 | バンド1 | バンド42 | |
ドコモ | ◯ | – | ◯ | – | – | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
au | ◯ | ◯ | – | – | ◯ | – | ◯ | ◯ | ◯ |
ソフトバンク | ◯ | – | – | ◯ | ◯ | – | ◯ | ◯ | ◯ |
楽天モバイル | ◯ | ◯ (auパートナー回線) |
– | – | – | – | ◯ | – | – |
※2025/01/25時点の対応バンドです。
moto g64 5Gは5G通信に対応しているのが大きな特徴です。
動画のストリーミングやオンラインゲームなど、大容量の通信を必要とする場面で威力を発揮します。
一方、Redmi 14Cは4G通信のみの対応となりますが、通常の使用には十分な速度があります。
Redmi 14Cとmoto g64 5Gの取り扱いサイトと本体価格
格安SIM各社での取り扱い状況と本体価格を比較
格安SIM | Redmi 14C | moto g64 5G |
---|---|---|
IIJmio >公式から申し込む | 2025/3/31まで110円(4GB/128GB) | 2025/3/31まで9,980円 |
楽天モバイル >公式から申し込む | - | - |
mineo >公式から申し込む | 2025/3/31まで10,010円(4GB/128GB) 2025/3/31まで10,010円(8GB/256GB) | 2025/3/31まで16,808円 |
※表示価格はMNP価格です。価格は調査時点のものであり、変動する可能性があります。最新の情報は各取扱いサイトにてご確認ください。