この記事では、Redmi 14C(2024年10月発売)とAQUOS wish4(2024年7月発売)の違いを比較してご紹介します。
【結論】Redmi 14CとAQUOS wish4 買うならどっち?
どちらの機種もエントリーモデルながら、LINEやInstagramなどのSNS、メールのやり取り、写真撮影といった普段使いには十分な性能を備えています。
主な違いを挙げるなら以下の表の通りです。
項目 | Redmi 14C | AQUOS wish4 |
---|---|---|
ディスプレイ | 6.88インチ 120Hz | 6.6インチ 90Hz |
カメラ性能 |
メインカメラ:5000万画素 自撮り:1300万画素 | メインカメラ:5010万画素 自撮り:800万画素 |
おサイフケータイ | 非対応 | 対応 |
防水・防塵性能 | IPX2、IP5X | IPX5/8、IP6X |
これらの特徴を踏まえ、以下のような使い方をされる方におすすめです。
本文では、2機種間の詳細な性能比較と最適な使用方法を解説し、さらに販売価格も含めた購入の参考情報をご紹介していきます。
Redmi 14CとAQUOS wish4のスペックを比較
Redmi 14CとAQUOS wish4の主なスペックを比較表で示しています。
まずは全体の概要をご確認いただき、その後で気になる項目を詳しくチェックしてみてください。
項目 | Redmi 14C | AQUOS wish4 |
---|---|---|
メーカー | Xiaomi | SHARP |
発売日 | 2024/10/17 | 2024/7/4 |
サイズ | 約77.8(W)x171.88(H)x8.22(D) (mm) | 約76(W)x167(H)x8.8(D) (mm) |
重さ | 約211.9g | 約190g |
カラー | ・ミッドナイトブラック ・スターリーブルー ・セージグリーン | ・ブルー ・ブラック ・ホワイト |
OS | Android™ 14ベースのXiaomi HyperOS | Android™ 14 |
SoC(CPU) | MediaTek Helio G81-Ultraプロセッサ | MediaTek™ Dimensity® 700 オクタコア 2.2GHz×2 + 2GHz×6 |
RAM / ROM(メモリ) | RAM:4GB / ROM:128GB / microSD 最大1TB(別売) | RAM:4GB / ROM:64GB / microSDXCカード 最大1TB(別売) |
バッテリー | 5160mAh 急速充電18W | 5000mAh 急速充電対応 USB Power Delivery対応 |
充電端子 | USB Type-C | USB Type-C |
ディスプレイ | 約6.88インチ、1640 x 720 | 約6.6インチ1612×720(HD+) |
リフレッシュレート | 120Hz | 90Hz |
アウトカメラ | 5000万画素(アウトカメラ:約5000万画素 (F値1.8) | 5010万画素(アウトカメラ: 約5,010万画素(F値1.8)) |
インカメラ | 1300万画素 (F値2.0) | 800万画素(インカメラ:約800万画素(F値2.0)) |
対応SIM | nanoSIM / nanoSIM スロット数:2 | nanoSIM / eSIM スロット数:1 |
防水/防塵 | IPX2、IP5X | IPX5/8、IP6X |
おサイフケータイ | - | ◯ 対応 |
指紋認証 | ◯ 対応 | ◯ 対応 |
顔認証 | ◯ 対応 | ◯ 対応 |
対応バンド(5G) | - | 5G:n1/3/7/28/38/40/41/77/78/79 |
対応バンド(4G) | LTE:B1/2/3/4/5/7/8/13/18/19/26/28/38/40/41/66 | LTE:B1/2/3/5/7/8/12/17/18/19/28/38/39/40/41 |
公式サイト | 公式サイトを見る | 公式サイトを見る |
AnTuTuベンチマークスコアでSoC性能を比較

項目 | Redmi 14C | AQUOS wish4 |
---|---|---|
SoC(CPU) | MediaTek Helio G81-Ultraプロセッサ | MediaTek™ Dimensity® 700 オクタコア 2.2GHz×2 + 2GHz×6 |
- PU:基本的な処理性能と演算速度
- GPU:グラフィック処理やゲーム描画の性能
- Memory:RAMとROMの処理速度
- UX:実際の操作性と応答性能
AnTuTuスコア | 動作・操作感 |
---|---|
総合スコア:約150万点以上 GPUスコア:約60万点以上 | ヌルヌル、動作に不満なし |
総合スコア:約100万点〜150万点 GPUスコア:約35万点〜60万点 | 重いゲームもなんとか |
総合スコア:約50万点〜100万点 GPUスコア:約15万点〜35万点 | 軽いゲームくらいなら |
総合スコア:約25万点〜50万点 GPUスコア:約5万点〜15万点 | 必要最低限 |
総合スコア:約25万点以下 GPUスコア:約5万点以下 | サブ端末向き |
※nanoreviewには「MediaTek Helio G81」のデータしかなかったのですが、調査したところ処理性能に大きな差はないようなので参考にしています。
AQUOS wish4のAnTuTuスコアは約39万点で、Redmi 14Cの約26万点と比べて1.5倍ほど高い性能を持っています。
実際の使用感では、SNSやウェブ閲覧といった基本的な操作は両機種とも問題なく動作しますが、「原神」のような3Dゲームをプレイする場合、AQUOS wish4の方がより快適に動作するでしょう。
ただし、どちらも必要最低限の性能帯なので、最新の重めのゲームには少し力不足かもしれません。
サイズ・重さ・画面性能の違いを比較
項目 | Redmi 14C | AQUOS wish4 |
---|---|---|
サイズ | 約77.8(W)x171.88(H)x8.22(D) (mm) | 約76(W)x167(H)x8.8(D) (mm) |
重さ | 約211.9g | 約190g |
カラー | ・ミッドナイトブラック ・スターリーブルー ・セージグリーン | ・ブルー ・ブラック ・ホワイト |
ディスプレイ | 約6.88インチ、1640 x 720 | 約6.6インチ1612×720(HD+) |
リフレッシュレート | 120Hz | 90Hz |
デザインと持ち心地の面では、Redmi 14Cの方がやや大きく重めです。
画面については、Redmi 14Cの方が少し大きく、動きの滑らかさを決めるリフレッシュレートも120Hzと高めです。
これは例えばSNSをスクロールする時や動画を見る時に、よりなめらかな表示を楽しめます。
一方のAQUOS wish4は90Hzですが、日常的な使用では十分な滑らかさを感じられますよ。
RAM/ROMの容量を比較

項目 | Redmi 14C | AQUOS wish4 |
---|---|---|
RAM / ROM(メモリ) | RAM:4GB / ROM:128GB / microSD 最大1TB(別売) | RAM:4GB / ROM:64GB / microSDXCカード 最大1TB(別売) |
ストレージに関して、AQUOS wish4は64GBの内部容量からのスタートに対し、Redmi 14Cは128GBと倍の容量を備えています。
どちらも最大1TBまでのmicroSDカードに対応しているので、写真や動画をたくさん保存したい方は、外部メモリを追加することで容量の心配はなくなります。
しかし、どちらも対応しているのであれば、容量の大きいRedmi 14Cを選んでおいた方が使い勝手は良さそうですね。
バッテリー容量を比較
項目 | Redmi 14C | AQUOS wish4 |
---|---|---|
バッテリー | 5160mAh 急速充電18W | 5000mAh 急速充電対応 USB Power Delivery対応 |
充電端子 | USB Type-C | USB Type-C |
使用シーン | 4000-4500mAh | 4501-5000mAh | 5001-7000mAh |
---|---|---|---|
動画視聴連続使用 | 約8-9時間 | 約9-10時間 | 約10-12時間 |
SNS中心の通常使用 | 約1-1.5日 | 約1.5-2日 | 約2-2.5日 |
テザリング利用時 | 約4-5時間 | 約5-6時間 | 約6-7時間 |
モバイルゲーム | 約3-4時間 | 約4-5時間 | 約5-6時間 |
待機時間 | 約3-4日 | 約4-5日 | 約5-6日 |
※参考値は以下の条件で計測した想定です。使用環境や設定により実際の持続時間は変動します。
– 画面の明るさ:50%
– Wi-Fi接続時
– 室温25℃環境下
– 新品状態
バッテリー性能については、Redmi 14Cは5160mAh、AQUOS wish4は5000mAhと、ほぼ同等の容量です。
充電については、両機種ともUSB Type-C端子を採用していますが、AQUOS wish4の方がUSB Power Deliveryに対応しており、より幅広い充電器が使えるメリットがあります。
カメラ性能を比較
項目 | Redmi 14C | AQUOS wish4 |
---|---|---|
アウトカメラ | 5000万画素(アウトカメラ:約5000万画素 (F値1.8) | 5010万画素(アウトカメラ: 約5,010万画素(F値1.8)) |
インカメラ | 1300万画素 (F値2.0) | 800万画素(インカメラ:約800万画素(F値2.0)) |
カメラ性能では、メインカメラは両機種とも約5000万画素と高精細ですが、自撮り用のインカメラはRedmi 14Cが1300万画素、AQUOS wish4が800万画素と差があります。
SNSに自撮り写真を頻繁に投稿する方は、より高画素なRedmi 14Cの方がいいかもしれません。
防水・防塵性能を比較

項目 | Redmi 14C | AQUOS wish4 |
---|---|---|
防水/防塵 | IPX2、IP5X | IPX5/8、IP6X |
▼防塵性能(0〜6の7等級)
IP0X | 保護の内容 | 想定される固形物の例 |
---|---|---|
IP1X | 直系50mm以上の 大きさの固形物が内部に入らない | 手 |
IP2X | 直系12.5mm以上の 大きさの固形物が内部に入らない | 指 |
IP3X | 直系2.5mm以上の 大きさの固形物が内部に入らない | 工具の先端 |
IP4X | 直系1.0mm以上の 大きさの固形物が内部に入らない | ワイヤー |
IP5X | 有害な影響が発生するほどの 粉塵が内部に入らない | 粉塵 |
IP6X | 粉塵が内部に入らない | 粉塵 |
▼防水性能(0〜8の9等級)
IPコード | 保護の内容 |
---|---|
IPX0 | 保護されていない |
IPX1 | 垂直に落ちてくる水滴による有害な影響がない |
IPX2 | 垂直から15度の範囲で落ちてくる水滴による有害な影響がない |
IPX3 | 垂直から60度の範囲で落ちてくる水滴による有害な影響がない |
IPX4 | あらゆる方向からの飛沫による有害な影響がない |
IPX5 | あらゆる方向からの噴流水による有害な影響がない |
IPX6 | あらゆる方向からの強い噴流水による有害な影響がない |
IPX7 | 一時的に一定の水圧(水深)で水没しても内部に浸水しない |
IPX8 | 継続的に水没しても内部に浸水しない |
防水・防塵性能では、AQUOS wish4の方が優れています。
雨の日でも安心して使えるほか、砂埃からもしっかり守ってくれる性能を備えています。
一方、Redmi 14Cは軽い水滴や埃からの保護は可能ですが、本格的な防水性能は備えていません。
おサイフケータイ・認証機能の搭載状況を比較
項目 | Redmi 14C | AQUOS wish4 |
---|---|---|
おサイフケータイ | - | ◯ 対応 |
指紋認証 | ◯ 対応 | ◯ 対応 |
顔認証 | ◯ 対応 | ◯ 対応 |
おサイフケータイについては、AQUOS wish4のみ対応しています。
電車やお店での支払いをスマートフォンで済ませたい方は、この点を考慮する必要があるでしょう。
認証機能については、両機種とも指紋認証と顔認証に対応しており、好みの方法で素早くロック解除ができます。
対応SIMを比較
項目 | Redmi 14C | AQUOS wish4 |
---|---|---|
対応SIM | nanoSIM / nanoSIM スロット数:2 | nanoSIM / eSIM スロット数:1 |
SIMについては、Redmi 14CがnanoSIMを2枚使える仕様なのに対し、AQUOS wish4はnanoSIM1枚とeSIMの組み合わせに対応しています。
2回線持ちたい方はどちらでも要望を満たせますが、物理的なSIMカードを2枚使いたい場合はRedmi 14Cの方が適しています。
対応バンドを比較

項目 | Redmi 14C | AQUOS wish4 |
---|---|---|
対応バンド(5G) | - | 5G:n1/3/7/28/38/40/41/77/78/79 |
対応バンド(4G) | LTE:B1/2/3/4/5/7/8/13/18/19/26/28/38/40/41/66 | LTE:B1/2/3/5/7/8/12/17/18/19/28/38/39/40/41 |
5G | 3.7GHz帯 | 4.5GHz帯 | 28GHz帯 | |
---|---|---|---|---|
n77 | n78 | n79 | n257 | |
ドコモ | – | ◯ | ◯ | ◯ |
au | ◯ | ◯ | – | ◯ |
ソフトバンク | ◯ | – | – | ◯ |
楽天モバイル | ◯ | – | – | ◯ |
4G(LTE) | 700MHz 帯 |
800MHz帯 | 900MHz 帯 |
1.5GHz帯 | 1.7GHz帯 | 2.0GHz帯 | 3.5GHz帯 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
バンド28 | バンド18/26 | バンド19 | バンド8 | バンド11 | バンド21 | バンド3 | バンド1 | バンド42 | |
ドコモ | ◯ | – | ◯ | – | – | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
au | ◯ | ◯ | – | – | ◯ | – | ◯ | ◯ | ◯ |
ソフトバンク | ◯ | – | – | ◯ | ◯ | – | ◯ | ◯ | ◯ |
楽天モバイル | ◯ | ◯ (auパートナー回線) |
– | – | – | – | ◯ | – | – |
※2025/01/25時点の対応バンドです。
通信面では、Redmi 14Cが5G通信に対応していない点が大きな違いです。
大容量のデータをダウンロードしたり、高画質な動画をストリーミングしたりする機会が多い方は、より高速な通信が可能なAQUOS wish4の方が快適に使えるでしょう。
Redmi 14CとAQUOS wish4の取り扱いサイトと本体価格
格安SIM各社での取り扱い状況と本体価格を比較
格安SIM | Redmi 14C | AQUOS wish4 |
---|---|---|
IIJmio >公式から申し込む | 2025/3/31まで110円(4GB/128GB) | 2025/3/31まで9,980円 |
楽天モバイル >公式から申し込む | - | 2025/4/14 8:59まで15,900円 |
mineo >公式から申し込む | 2025/3/31まで10,010円(4GB/128GB) 2025/3/31まで10,010円(8GB/256GB) | 2025/3/31まで17,072円 |
※表示価格はMNP価格です。価格は調査時点のものであり、変動する可能性があります。最新の情報は各取扱いサイトにてご確認ください。