この記事では、AQUOS sense9(2024年11月発売)とOPPO Reno11 A(2024年6月発売)の違いを比較してご紹介します。
【結論】AQUOS sense9とOPPO Reno11 A 選ぶならどっち?
ミドルレンジのスマートフォンとして位置づけられるAQUOS sense9とOPPO Reno11 Aは、どちらも高い基本性能を備えた機種です。
日常的なSNSやメール、写真撮影から動画視聴まで、幅広い用途に対応できる性能を持っていますが、細かい部分でそれぞれ異なる特徴があります。
それでは、両機種の主要な違いを表で比較してみましょう。
項目 | AQUOS sense9 | OPPO Reno11 A |
---|---|---|
画面サイズ | 約6.1インチ (手に収まりやすいサイズ) | 約6.7インチ (大画面で動画や文字が見やすい) |
本体サイズ・重さ | 約73×149×8.9mm・約166g (コンパクトで軽量) | 約75×162×7.6mm・約177g (薄型設計) |
充電 | USB Power Delivery対応 (標準的な充電速度) | 67W SUPERVOOC™ (非常に高速な充電が可能) |
リフレッシュレート | 240Hz (非常に滑らかな画面表示) | 120Hz (滑らかな画面表示) |
SIMスロット | nanoSIM/eSIM (スロット数:1) | nanoSIM/nanoSIM/eSIM (スロット数:2) ※microSDカード対応 |
以下におすすめの使用シーンをご紹介します。
全体を見ると、AQUOS sense9はコンパクトな本体と非常に滑らかな画面表示が特徴で、日常使いや片手操作を重視する方に適しています。
一方、OPPO Reno11 Aは大画面、高速充電、柔軟なSIM構成が魅力で、マルチメディア視聴や長時間使用する方に便利な機能が揃っています。
以下では、さらに詳しいスペック情報についてご紹介していますので、参考にしてみてくださいね。
AQUOS sense9とOPPO Reno11 Aのスペックを比較
まずは、AQUOS sense9とOPPO Reno11 Aの主なスペックを比較表でご紹介します。
全体の概要をご確認いただいた後、気になる項目の詳細をチェックしてみてください。
項目 | AQUOS sense9 | OPPO Reno11 A |
---|---|---|
メーカー | SHARP | OPPO |
発売日 | 2024/11/21 | 2024/6/27 |
サイズ | 約73(W)x149(H)x8.9(D) (mm) | 約75(W)x162(H)x7.6(D) (mm)※最薄部 |
重さ | 約166g | 約177g |
カラー | ・ブルー ・ブラック ・グレージュ ・コーラル ・ホワイト | ・ダークグリーン ・コーラルパープル |
OS | Android™ 14 | ColorOS 14(based on Android™ 14) |
SoC(CPU) | Snapdragon® 7s Gen 2 Mobile Platform | MediaTek Dimensity 7050 |
RAM / ROM(メモリ) | RAM:6GB / ROM:128GB RAM:8GB / ROM:256GB | RAM:8GB / ROM:128GB / microSDXC™ 最大2TB(別売) |
バッテリー | 5000mAh USB Power delivery Revision3.0対応 | 5000mAh 急速充電対応 67W SUPERVOOC™ |
充電端子 | USB Type-C | USB Type-C |
ディスプレイ | 約6.1インチ、2340×1080(FHD+) | 約6.7インチ2,412×1,080(フルHD+) |
リフレッシュレート | 240Hz | 120Hz |
アウトカメラ | 標準カメラ:有効画素数 約5030万画素 F値1.9 光学手ブレ補正 広角カメラ:有効画素数 約5030万画素 F値2.2 | 6400万画素(アウトカメラ:約6,400万画素 広角 (F値1.7) +800万画素 超広角(F値2.2)+約200万画素 マクロ (F値2.4)) |
インカメラ | 有効画素数 約3200万画素 F値2.2 | 3200万画素(インカメラ:約3,200万画素(F値2.4)) |
対応SIM | nanoSIM / eSIM スロット数:1 | nanoSIM / nanoSIM / eSIM スロット数:2 |
防水/防塵 | IPX8、IP6X | IPX5、IP6X |
おサイフケータイ | ◯ 対応 | ◯ 対応 |
指紋認証 | ◯ 対応 | ◯ 対応 |
顔認証 | ◯ 対応 | ◯ 対応 |
対応バンド(5G) | 5G: n1/3/28/38/40/41/77/78/79 | 5G : n1/3/28/41/77/78 |
対応バンド(4G) | LTE:B1/2/3/5/8/12/17/18/19/21/28/38/40/41/42 | 4G FDD LTE : Band 1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20/26/28 4G TD LTE : Band 38/39/40/41/42 |
公式サイト | 公式サイトを見る | 公式サイトを見る |
AnTuTuベンチマークスコアでSoC性能を比較

項目 | AQUOS sense9 | OPPO Reno11 A |
---|---|---|
SoC(CPU) | Snapdragon® 7s Gen 2 Mobile Platform | MediaTek Dimensity 7050 |
- PU:基本的な処理性能と演算速度
- GPU:グラフィック処理やゲーム描画の性能
- Memory:RAMとROMの処理速度
- UX:実際の操作性と応答性能
AnTuTuスコア | 動作・操作感 |
---|---|
総合スコア:約150万点以上 GPUスコア:約60万点以上 | ヌルヌル、動作に不満なし |
総合スコア:約100万点〜150万点 GPUスコア:約35万点〜60万点 | 重いゲームもなんとか |
総合スコア:約50万点〜100万点 GPUスコア:約15万点〜35万点 | 軽いゲームくらいなら |
総合スコア:約25万点〜50万点 GPUスコア:約5万点〜15万点 | 必要最低限 |
総合スコア:約25万点以下 GPUスコア:約5万点以下 | サブ端末向き |
AQUOS sense9のSnapdragon 7s Gen 2は総合スコア約60.4万点、OPPO Reno11 AのDimensity 7050は約58.7万点と僅差です。
特にCPUではAQUOS sense9が約19.9万点とOPPO Reno11 Aの約18.1万点より優れています。
この差は複数アプリの同時使用時にAQUOS sense9の方がモッサリ感が少なく快適に操作できることを意味します。
ただ、両機種とも「軽いゲームくらいなら」レベルの性能なので、SNSや動画視聴など日常使いでは体感差はほとんどないでしょう。
サイズ・重さ・画面性能の違いを比較
項目 | AQUOS sense9 | OPPO Reno11 A |
---|---|---|
サイズ | 約73(W)x149(H)x8.9(D) (mm) | 約75(W)x162(H)x7.6(D) (mm)※最薄部 |
重さ | 約166g | 約177g |
カラー | ・ブルー ・ブラック ・グレージュ ・コーラル ・ホワイト | ・ダークグリーン ・コーラルパープル |
ディスプレイ | 約6.1インチ、2340×1080(FHD+) | 約6.7インチ2,412×1,080(フルHD+) |
リフレッシュレート | 240Hz | 120Hz |
AQUOS sense9はコンパクトで片手操作がしやすく、通勤電車内でも片手で操作できます。
OPPO Reno11 Aは大画面設計で動画視聴や写真閲覧時に広い視野を確保できますが、片手操作は難しいです。
ディスプレイ性能では、AQUOS sense9は高速リフレッシュレート(画面の更新頻度)を採用しており、ゲームやスクロール時の動きが非常に滑らかです。
OPPO Reno11 Aは大画面を活かした映像体験に優れており、動画視聴派には魅力的ですが、滑らかさではやや劣ります。
RAM/ROMの容量を比較

項目 | AQUOS sense9 | OPPO Reno11 A |
---|---|---|
RAM / ROM(メモリ) | RAM:6GB / ROM:128GB RAM:8GB / ROM:256GB | RAM:8GB / ROM:128GB / microSDXC™ 最大2TB(別売) |
OPPO Reno11 AはmicroSDカードに対応しており、家族旅行で撮りためた写真や4K動画も気にせず保存できます。
AQUOS sense9には外部ストレージの拡張オプションがないため、初めから大容量モデルを選ぶ必要があります。
バッテリー容量を比較
項目 | AQUOS sense9 | OPPO Reno11 A |
---|---|---|
バッテリー | 5000mAh USB Power delivery Revision3.0対応 | 5000mAh 急速充電対応 67W SUPERVOOC™ |
充電端子 | USB Type-C | USB Type-C |
使用シーン | 4000-4500mAh | 4501-5000mAh | 5001-7000mAh |
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動画視聴連続使用 | 約8-9時間 | 約9-10時間 | 約10-12時間 |
SNS中心の通常使用 | 約1-1.5日 | 約1.5-2日 | 約2-2.5日 |
テザリング利用時 | 約4-5時間 | 約5-6時間 | 約6-7時間 |
モバイルゲーム | 約3-4時間 | 約4-5時間 | 約5-6時間 |
待機時間 | 約3-4日 | 約4-5日 | 約5-6日 |
※参考値は以下の条件で計測した想定です。使用環境や設定により実際の持続時間は変動します。
– 画面の明るさ:50%
– Wi-Fi接続時
– 室温25℃環境下
– 新品状態
OPPO Reno11 Aは高速充電に対応しており、朝の準備をしている間に短時間で充電できるのが魅力ですね。
カメラ性能を比較
項目 | AQUOS sense9 | OPPO Reno11 A |
---|---|---|
アウトカメラ | 標準カメラ:有効画素数 約5030万画素 F値1.9 光学手ブレ補正 広角カメラ:有効画素数 約5030万画素 F値2.2 | 6400万画素(アウトカメラ:約6,400万画素 広角 (F値1.7) +800万画素 超広角(F値2.2)+約200万画素 マクロ (F値2.4)) |
インカメラ | 有効画素数 約3200万画素 F値2.2 | 3200万画素(インカメラ:約3,200万画素(F値2.4)) |
アウトカメラの画素数は、AQUOS sense9の方が高解像度です。
インカメラの画素数は同等です。
防水・防塵性能を比較

項目 | AQUOS sense9 | OPPO Reno11 A |
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防水/防塵 | IPX8、IP6X | IPX5、IP6X |
▼防塵性能(0〜6の7等級)
IP0X | 保護の内容 | 想定される固形物の例 |
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IP1X | 直系50mm以上の 大きさの固形物が内部に入らない | 手 |
IP2X | 直系12.5mm以上の 大きさの固形物が内部に入らない | 指 |
IP3X | 直系2.5mm以上の 大きさの固形物が内部に入らない | 工具の先端 |
IP4X | 直系1.0mm以上の 大きさの固形物が内部に入らない | ワイヤー |
IP5X | 有害な影響が発生するほどの 粉塵が内部に入らない | 粉塵 |
IP6X | 粉塵が内部に入らない | 粉塵 |
▼防水性能(0〜8の9等級)
IPコード | 保護の内容 |
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IPX0 | 保護されていない |
IPX1 | 垂直に落ちてくる水滴による有害な影響がない |
IPX2 | 垂直から15度の範囲で落ちてくる水滴による有害な影響がない |
IPX3 | 垂直から60度の範囲で落ちてくる水滴による有害な影響がない |
IPX4 | あらゆる方向からの飛沫による有害な影響がない |
IPX5 | あらゆる方向からの噴流水による有害な影響がない |
IPX6 | あらゆる方向からの強い噴流水による有害な影響がない |
IPX7 | 一時的に一定の水圧(水深)で水没しても内部に浸水しない |
IPX8 | 継続的に水没しても内部に浸水しない |
AQUOS sense9は高い防水性能を持ち、水深での浸水にも耐えられるため、急な雨や水辺でも安心です。
OPPO Reno11 Aは水の噴流には耐えますが、水没には弱いため、アウトドア派にはAQUOS sense9がより適しています。
おサイフケータイ・認証機能の搭載状況を比較
項目 | AQUOS sense9 | OPPO Reno11 A |
---|---|---|
おサイフケータイ | ◯ 対応 | ◯ 対応 |
指紋認証 | ◯ 対応 | ◯ 対応 |
顔認証 | ◯ 対応 | ◯ 対応 |
対応SIMを比較
項目 | AQUOS sense9 | OPPO Reno11 A |
---|---|---|
対応SIM | nanoSIM / eSIM スロット数:1 | nanoSIM / nanoSIM / eSIM スロット数:2 |
AQUOS sense9は物理SIMスロットが1つのみですが、OPPO Reno11 AはnanoSIMを2枚とeSIMに対応し、最大3回線を同時に持てます。
プライベート用、仕事用、海外旅行用と複数の電話番号を一台で管理できる点が便利です。
対応バンドを比較

項目 | AQUOS sense9 | OPPO Reno11 A |
---|---|---|
対応バンド(5G) | 5G: n1/3/28/38/40/41/77/78/79 | 5G : n1/3/28/41/77/78 |
対応バンド(4G) | LTE:B1/2/3/5/8/12/17/18/19/21/28/38/40/41/42 | 4G FDD LTE : Band 1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20/26/28 4G TD LTE : Band 38/39/40/41/42 |
5G | 3.7GHz帯 | 4.5GHz帯 | 28GHz帯 | |
---|---|---|---|---|
n77 | n78 | n79 | n257 | |
ドコモ | – | ◯ | ◯ | ◯ |
au | ◯ | ◯ | – | ◯ |
ソフトバンク | ◯ | – | – | ◯ |
楽天モバイル | ◯ | – | – | ◯ |
4G(LTE) | 700MHz 帯 |
800MHz帯 | 900MHz 帯 |
1.5GHz帯 | 1.7GHz帯 | 2.0GHz帯 | 3.5GHz帯 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
バンド28 | バンド18/26 | バンド19 | バンド8 | バンド11 | バンド21 | バンド3 | バンド1 | バンド42 | |
ドコモ | ◯ | – | ◯ | – | – | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
au | ◯ | ◯ | – | – | ◯ | – | ◯ | ◯ | ◯ |
ソフトバンク | ◯ | – | – | ◯ | ◯ | – | ◯ | ◯ | ◯ |
楽天モバイル | ◯ | ◯ (auパートナー回線) |
– | – | – | – | ◯ | – | – |
※2025/01/25時点の対応バンドです。
国内の主要なバンドには両機種とも対応しているため、日常的な国内利用では大きな差は感じられないでしょう。
ただし、OPPO Reno11 Aは海外で使用する際により多くの4G LTEバンドに対応しているため、海外旅行が多い方には利点となります。
AQUOS sense9とOPPO Reno11 Aの取り扱いサイトと本体価格
格安SIM各社での取り扱い状況と本体価格を比較
格安SIM | AQUOS sense9 | OPPO Reno11 A |
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IIJmio >公式から申し込む | 2025/3/31まで34,800円(6GB/128GB) 2025/3/31まで44,800円(8GB/256GB) | 2025/3/31まで14,800円(IIJmio限定パッケージ) |
楽天モバイル >公式から申し込む | 2025/4/14 8:59まで41,900円(6GB/128GB) | 2025/4/14 8:59まで27,890円 |
mineo >公式から申し込む | 2025/3/31まで41,624円(6GB/128GB) 2025/3/31まで44,946円(8GB/256GB) | 2025/3/31まで25,960円 |
※表示価格はMNP価格です。価格は調査時点のものであり、変動する可能性があります。最新の情報は各取扱いサイトにてご確認ください。