この記事では、OPPO Reno11 A(2024年6月発売)とAQUOS sense8(2023年11月発売)の違いを比較してご紹介します。
【結論】OPPO Reno11 AとAQUOS sense8、選ぶならどっち?
ミドルレンジスマートフォンに位置付けられるOPPO Reno11 AとAQUOS sense8は、どちらも日常使いに十分な性能を備えたスマートフォンですが、画面サイズやカメラ性能、バッテリー充電など、それぞれに特徴があり、用途によって選ぶべき機種が変わってきます。
以下の表で両機種の主な違いを比較してみましょう。
項目 | OPPO Reno11 A | AQUOS sense8 |
---|---|---|
画面サイズ | 約6.7インチ | 約6.1インチ |
重さ | 約177g | 約159g |
メモリ/ストレージ | RAM 8GB / ROM 128GB | RAM 6GB / ROM 128GB |
メインカメラ | 6400万画素(広角)+800万画素(超広角)+200万画素(マクロ) | 5030万画素(標準)+800万画素(広角) |
前面カメラ | 3200万画素 | 800万画素 |
画面リフレッシュレート | 120Hz | 90Hz |
充電速度 | 67W 急速充電 | USB PD対応 |
SIMスロット | nanoSIM×2 + eSIM | nanoSIM×1 + eSIM |
それぞれの機種の特徴を活かせる使用シーンをまとめると以下の通りです。
全体を見ると、OPPO Reno11 Aは大画面・高性能カメラ・高速充電・デュアルSIM対応など、多機能さが魅力です。
一方、AQUOS sense8はコンパクトで軽量なボディながら必要十分な性能を持ち、携帯性に優れています。
以下では、AntutuベンチマークでのSoCの性能差など、両機種の技術仕様や価格について詳しく比較していきますので、参考にしてみてくださいね。
OPPO Reno11 AとAQUOS sense8のスペックを比較
まずは、OPPO Reno11 AとAQUOS sense8の主なスペックを比較表でご紹介します。
全体の概要をご確認いただいた後、気になる項目の詳細をチェックしてみてください。
項目 | OPPO Reno11 A | AQUOS sense8 |
---|---|---|
メーカー | OPPO | SHARP |
発売日 | 2024/6/27 | 2023/11/9 |
サイズ | 約75(W)x162(H)x7.6(D) (mm)※最薄部 | 約71(W)x153(H)x8.4(D) (mm) |
重さ | 約177g | 約159g |
カラー | ・ダークグリーン ・コーラルパープル | ・ペールグリーン ・ライトカッパー ・コバルトブラック |
OS | ColorOS 14(based on Android™ 14) | Android™ 13 |
SoC(CPU) | MediaTek Dimensity 7050 | Qualcomm® Snapdragon™ 6 Gen 1 Mobile Platform 2.20GHz+1.8GHz オクタコア |
RAM / ROM(メモリ) | RAM:8GB / ROM:128GB / microSDXC™ 最大2TB(別売) | RAM:6GB / ROM:128GB / microSDXCカード 最大1TB(別売) |
バッテリー | 5000mAh 急速充電対応 67W SUPERVOOC™ | 5000mAh 急速充電対応 USB Power delivery Revision3.0規格対応 |
充電端子 | USB Type-C | USB Type-C |
ディスプレイ | 約6.7インチ2,412×1,080(フルHD+) | 約6.1インチFHD+ 2,432×1,080 (IGZO OLED) |
リフレッシュレート | 120Hz | 90Hz |
アウトカメラ | 6400万画素(アウトカメラ:約6,400万画素 広角 (F値1.7) +800万画素 超広角(F値2.2)+約200万画素 マクロ (F値2.4)) | 5030万画素(アウトカメラ: 約5,030万画素(標準)+約800万画素(広角)) |
インカメラ | 3200万画素(インカメラ:約3,200万画素(F値2.4)) | 800万画素(インカメラ:約800万画素) |
対応SIM | nanoSIM / nanoSIM / eSIM スロット数:2 | nanoSIM / eSIM スロット数:1 |
防水/防塵 | IPX5、IP6X | IPX5/8、IP6X |
おサイフケータイ | ◯ 対応 | ◯ 対応 |
指紋認証 | ◯ 対応 | ◯ 対応 |
顔認証 | ◯ 対応 | ◯ 対応 |
対応バンド(5G) | 5G : n1/3/28/41/77/78 | 5G:n1/3/28/41/77/78/79 |
対応バンド(4G) | 4G FDD LTE : Band 1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20/26/28 4G TD LTE : Band 38/39/40/41/42 | LTE:B1/2/3/5/8/12/17/18/19/21/28/38/41/42 |
公式サイト | 公式サイトを見る | 公式サイトを見る |
AnTuTuベンチマークスコアでSoC性能を比較

項目 | OPPO Reno11 A | AQUOS sense8 |
---|---|---|
SoC(CPU) | MediaTek Dimensity 7050 | Qualcomm® Snapdragon™ 6 Gen 1 Mobile Platform 2.20GHz+1.8GHz オクタコア |
- PU:基本的な処理性能と演算速度
- GPU:グラフィック処理やゲーム描画の性能
- Memory:RAMとROMの処理速度
- UX:実際の操作性と応答性能
AnTuTuスコア | 動作・操作感 |
---|---|
総合スコア:約150万点以上 GPUスコア:約60万点以上 | ヌルヌル、動作に不満なし |
総合スコア:約100万点〜150万点 GPUスコア:約35万点〜60万点 | 重いゲームもなんとか |
総合スコア:約50万点〜100万点 GPUスコア:約15万点〜35万点 | 軽いゲームくらいなら |
総合スコア:約25万点〜50万点 GPUスコア:約5万点〜15万点 | 必要最低限 |
総合スコア:約25万点以下 GPUスコア:約5万点以下 | サブ端末向き |
OPPO Reno11 AとAQUOS sense8のAnTuTuスコアを比較すると、総合スコアでは僅かにOPPO Reno11 A(Dimensity 7050)が上回っていますが、ほぼ互角の性能と言っていいのではないでしょうか。
原神のような3Dゲームの推奨スペックには若干届かないスペック帯ではありますが、SNSやネットサーフィン、軽いゲーム程度などの日常使いであれば十分使える性能です。
サイズ・重さ・画面性能の違いを比較
項目 | OPPO Reno11 A | AQUOS sense8 |
---|---|---|
サイズ | 約75(W)x162(H)x7.6(D) (mm)※最薄部 | 約71(W)x153(H)x8.4(D) (mm) |
重さ | 約177g | 約159g |
カラー | ・ダークグリーン ・コーラルパープル | ・ペールグリーン ・ライトカッパー ・コバルトブラック |
ディスプレイ | 約6.7インチ2,412×1,080(フルHD+) | 約6.1インチFHD+ 2,432×1,080 (IGZO OLED) |
リフレッシュレート | 120Hz | 90Hz |
AQUOS sense8は片手操作に適したコンパクトサイズで、通勤電車内での操作も快適です。
対してOPPO Reno11 Aは大きめで、動画視聴やゲームプレイ時により広い視野で楽しめます。
また、大画面と高いリフレッシュレートにより、スクロールやゲームの動きが滑らかです。
日常的にスマホを片手で使いたい方はAQUOS sense8、大画面で楽しみたい方はOPPO Reno11 Aが適していますよ。
RAM/ROMの容量を比較

項目 | OPPO Reno11 A | AQUOS sense8 |
---|---|---|
RAM / ROM(メモリ) | RAM:8GB / ROM:128GB / microSDXC™ 最大2TB(別売) | RAM:6GB / ROM:128GB / microSDXCカード 最大1TB(別売) |
OPPO Reno11 AはAQUOS sense8と比べてより多くのRAMを搭載し、アプリの同時起動やマルチタスク処理がより快適です。
頻繁にアプリを切り替えたり、重いゲームをプレイしたりする方にはOPPO Reno11 Aが適しています。
ストレージはどちらも同容量ですが、microSDカードによる拡張上限はOPPO Reno11 Aの方が大きく、写真や動画を多数保存する方に向いています。
バッテリー容量を比較
項目 | OPPO Reno11 A | AQUOS sense8 |
---|---|---|
バッテリー | 5000mAh 急速充電対応 67W SUPERVOOC™ | 5000mAh 急速充電対応 USB Power delivery Revision3.0規格対応 |
充電端子 | USB Type-C | USB Type-C |
使用シーン | 4000-4500mAh | 4501-5000mAh | 5001-7000mAh |
---|---|---|---|
動画視聴連続使用 | 約8-9時間 | 約9-10時間 | 約10-12時間 |
SNS中心の通常使用 | 約1-1.5日 | 約1.5-2日 | 約2-2.5日 |
テザリング利用時 | 約4-5時間 | 約5-6時間 | 約6-7時間 |
モバイルゲーム | 約3-4時間 | 約4-5時間 | 約5-6時間 |
待機時間 | 約3-4日 | 約4-5日 | 約5-6日 |
※参考値は以下の条件で計測した想定です。使用環境や設定により実際の持続時間は変動します。
– 画面の明るさ:50%
– Wi-Fi接続時
– 室温25℃環境下
– 新品状態
同等のバッテリー容量ながら、OPPO Reno11 Aは独自の高速充電技術を搭載しており、より短時間で充電できる点が特徴です。
充電の速さを特に重視する方や、忙しい朝に短時間で充電したい方にはOPPO Reno11 Aがおすすめです。
カメラ性能を比較
項目 | OPPO Reno11 A | AQUOS sense8 |
---|---|---|
アウトカメラ | 6400万画素(アウトカメラ:約6,400万画素 広角 (F値1.7) +800万画素 超広角(F値2.2)+約200万画素 マクロ (F値2.4)) | 5030万画素(アウトカメラ: 約5,030万画素(標準)+約800万画素(広角)) |
インカメラ | 3200万画素(インカメラ:約3,200万画素(F値2.4)) | 800万画素(インカメラ:約800万画素) |
OPPO Reno11 Aは高解像度メインカメラに加え、超広角・マクロレンズという3つのカメラを備え、自撮りカメラも高画素数です。
さまざまな撮影シーンに対応でき、写真撮影の表現の幅が広いのが特徴です。
SNSへの投稿頻度が高く様々な写真表現を楽しみたい方にはOPPO Reno11 Aが向いています。
防水・防塵性能を比較

項目 | OPPO Reno11 A | AQUOS sense8 |
---|---|---|
防水/防塵 | IPX5、IP6X | IPX5/8、IP6X |
▼防塵性能(0〜6の7等級)
IP0X | 保護の内容 | 想定される固形物の例 |
---|---|---|
IP1X | 直系50mm以上の 大きさの固形物が内部に入らない | 手 |
IP2X | 直系12.5mm以上の 大きさの固形物が内部に入らない | 指 |
IP3X | 直系2.5mm以上の 大きさの固形物が内部に入らない | 工具の先端 |
IP4X | 直系1.0mm以上の 大きさの固形物が内部に入らない | ワイヤー |
IP5X | 有害な影響が発生するほどの 粉塵が内部に入らない | 粉塵 |
IP6X | 粉塵が内部に入らない | 粉塵 |
▼防水性能(0〜8の9等級)
IPコード | 保護の内容 |
---|---|
IPX0 | 保護されていない |
IPX1 | 垂直に落ちてくる水滴による有害な影響がない |
IPX2 | 垂直から15度の範囲で落ちてくる水滴による有害な影響がない |
IPX3 | 垂直から60度の範囲で落ちてくる水滴による有害な影響がない |
IPX4 | あらゆる方向からの飛沫による有害な影響がない |
IPX5 | あらゆる方向からの噴流水による有害な影響がない |
IPX6 | あらゆる方向からの強い噴流水による有害な影響がない |
IPX7 | 一時的に一定の水圧(水深)で水没しても内部に浸水しない |
IPX8 | 継続的に水没しても内部に浸水しない |
AQUOS sense8はより高い防水等級を持ち、一時的な水没にも対応します。
キッチンや海辺などの水回りでの使用に安心感があります。
OPPO Reno11 Aは雨や水しぶきには耐えますが、水没には非対応です。
水辺での使用が多い方にはAQUOS sense8が安心です。
おサイフケータイ・認証機能の搭載状況を比較
項目 | OPPO Reno11 A | AQUOS sense8 |
---|---|---|
おサイフケータイ | ◯ 対応 | ◯ 対応 |
指紋認証 | ◯ 対応 | ◯ 対応 |
顔認証 | ◯ 対応 | ◯ 対応 |
おサイフケータイ・認証機能に関しては、同等の機能を備えています。
対応SIMを比較
項目 | OPPO Reno11 A | AQUOS sense8 |
---|---|---|
対応SIM | nanoSIM / nanoSIM / eSIM スロット数:2 | nanoSIM / eSIM スロット数:1 |
OPPO Reno11 Aは3つの回線(物理SIM2枚+eSIM)に対応し、容量拡張の上限も大きいため、複数回線の使い分けや大容量データの保存に便利です。
AQUOS sense8は2回線(物理SIM1枚+eSIM)対応で、標準的な使い方には十分です。
ビジネスと私用の回線分けや海外旅行が多い方にはOPPO Reno11 Aの柔軟性が活きます。
対応バンドを比較

項目 | OPPO Reno11 A | AQUOS sense8 |
---|---|---|
対応バンド(5G) | 5G : n1/3/28/41/77/78 | 5G:n1/3/28/41/77/78/79 |
対応バンド(4G) | 4G FDD LTE : Band 1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20/26/28 4G TD LTE : Band 38/39/40/41/42 | LTE:B1/2/3/5/8/12/17/18/19/21/28/38/41/42 |
5G | 3.7GHz帯 | 4.5GHz帯 | 28GHz帯 | |
---|---|---|---|---|
n77 | n78 | n79 | n257 | |
ドコモ | – | ◯ | ◯ | ◯ |
au | ◯ | ◯ | – | ◯ |
ソフトバンク | ◯ | – | – | ◯ |
楽天モバイル | ◯ | – | – | ◯ |
4G(LTE) | 700MHz 帯 |
800MHz帯 | 900MHz 帯 |
1.5GHz帯 | 1.7GHz帯 | 2.0GHz帯 | 3.5GHz帯 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
バンド28 | バンド18/26 | バンド19 | バンド8 | バンド11 | バンド21 | バンド3 | バンド1 | バンド42 | |
ドコモ | ◯ | – | ◯ | – | – | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
au | ◯ | ◯ | – | – | ◯ | – | ◯ | ◯ | ◯ |
ソフトバンク | ◯ | – | – | ◯ | ◯ | – | ◯ | ◯ | ◯ |
楽天モバイル | ◯ | ◯ (auパートナー回線) |
– | – | – | – | ◯ | – | – |
※2025/01/25時点の対応バンドです。
両機種とも国内の主要な5G通信に対応しており、日常的な利用では両機種の通信環境に大きな違いは感じられないでしょう。
OPPO Reno11 AとAQUOS sense8の取り扱いサイトと本体価格
格安SIM各社での取り扱い状況と本体価格を比較
格安SIM | OPPO Reno11 A | AQUOS sense8 |
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IIJmio >公式から申し込む | 2025/3/31まで14,800円(IIJmio限定パッケージ) | 2025/3/31まで19,800円 |
楽天モバイル >公式から申し込む | 2025/4/14 8:59まで27,890円 | 実質負担額29,800円 |
mineo >公式から申し込む | 2025/3/31まで25,960円 | - |
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