この記事では、Redmi 14C(2024年10月発売)とnubia Ivy(2024年3月下旬発売)の違いを比較してご紹介します。
【結論】Redmi 14Cとnubia Ivy、あなたに最適なのはどっち?
エントリークラスのRedmi 14Cとnubia Ivyは、どちらの機種もコストパフォーマンスに優れたスマートフォンですが、細かい部分で違いがあります。
主な違いを比較すると以下の通りです。
項目 | Redmi 14C | nubia Ivy |
---|---|---|
本体サイズ | 約77.8×171.88×8.22mm | 約76×166×8.6mm |
重さ | 約211.9g | 約194g |
ディスプレイ | 約6.88インチ、1640×720 | 約6.6インチ、2408×1080(フルHD+) |
リフレッシュレート | 120Hz | 90Hz |
バッテリー容量 | 5160mAh | 4420mAh |
メモリ/ストレージ | RAM:4GB / ROM:128GB | RAM:6GB / ROM:128GB |
SIM | nanoSIM×2 | nanoSIM×1+eSIM |
おサイフケータイ | 非対応 | 対応 |
上で挙げた特徴を活かせる場面としては、こんな使い方を考えている人に特におすすめです。
以下では、それぞれの機種の性能をしっかり比べて、どんな場面で活躍するのか、値段の情報も含めて、まとめて解説していきます。
Redmi 14Cとnubia Ivyのスペックを比較
Redmi 14Cとnubia Ivyの主なスペックを比較表で示しています。
まずは全体の概要をご確認いただき、その後で気になる項目を詳しくチェックしてみてください。
項目 | Redmi 14C | nubia Ivy |
---|---|---|
メーカー | Xiaomi | nubia |
発売日 | 2024/10/17 | 2024年3月下旬 |
サイズ | 約77.8(W)x171.88(H)x8.22(D) (mm) | 約76(W)x166(H)x8.6(D) (mm) |
重さ | 約211.9g | 約194g |
カラー | ・ミッドナイトブラック ・スターリーブルー ・セージグリーン | ブラック |
OS | Android™ 14ベースのXiaomi HyperOS | Android™ 13 |
SoC(CPU) | MediaTek Helio G81-Ultraプロセッサ | MediaTek™ Dimensity® 700(オクタコア)2.2GHz+2.0GHz |
RAM / ROM(メモリ) | RAM:4GB / ROM:128GB / microSD 最大1TB(別売) | RAM:6GB / ROM:128GB / microSDXC™ /最大1TB |
バッテリー | 5160mAh 急速充電18W | 4420mAh 急速充電対応 |
充電端子 | USB Type-C | USB Type-C |
ディスプレイ | 約6.88インチ、1640 x 720 | 約6.6インチ2,408×1,080(フルHD+) |
リフレッシュレート | 120Hz | 90Hz |
アウトカメラ | 5000万画素(アウトカメラ:約5000万画素 (F値1.8) | 5000万画素(アウトカメラ:5000万画素(メイン)+ 200万画素(被写界深度)+ 200万画素(マクロ)) |
インカメラ | 1300万画素 (F値2.0) | 800万画素(インカメラ:800万画素) |
対応SIM | nanoSIM / nanoSIM スロット数:2 | nanoSIM / eSIM スロット数:1 |
防水/防塵 | IPX2、IP5X | IPX5/7、 IP6X |
おサイフケータイ | - | ◯ 対応 |
指紋認証 | ◯ 対応 | ◯ 対応 |
顔認証 | ◯ 対応 | ◯ 対応 |
対応バンド(5G) | - | 5G:n3/28/77 |
対応バンド(4G) | LTE:B1/2/3/4/5/7/8/13/18/19/26/28/38/40/41/66 | LTE:B1/2/3/4/5/7/8/12/17/18/19/26/28/41/42 |
公式サイト | 公式サイトを見る | 公式サイトを見る |
AnTuTuベンチマークスコアでSoC性能を比較

項目 | Redmi 14C | nubia Ivy |
---|---|---|
SoC(CPU) | MediaTek Helio G81-Ultraプロセッサ | MediaTek™ Dimensity® 700(オクタコア)2.2GHz+2.0GHz |
- PU:基本的な処理性能と演算速度
- GPU:グラフィック処理やゲーム描画の性能
- Memory:RAMとROMの処理速度
- UX:実際の操作性と応答性能
AnTuTuスコア | 動作・操作感 |
---|---|
総合スコア:約150万点以上 GPUスコア:約60万点以上 | ヌルヌル、動作に不満なし |
総合スコア:約100万点〜150万点 GPUスコア:約35万点〜60万点 | 重いゲームもなんとか |
総合スコア:約50万点〜100万点 GPUスコア:約15万点〜35万点 | 軽いゲームくらいなら |
総合スコア:約25万点〜50万点 GPUスコア:約5万点〜15万点 | 必要最低限 |
総合スコア:約25万点以下 GPUスコア:約5万点以下 | サブ端末向き |
※nanoreviewには「MediaTek Helio G81」のデータしかなかったのですが、調査したところ処理性能に大きな差はないようなので参考にしています。
MediaTek Dimensity 700を搭載するnubia Ivyは、総合スコアが約38.7万点で、Helio G81搭載のRedmi 14Cの約26万点と比べて約1.5倍の性能を持っています。
グラフィック性能でも、nubia Ivyのスコアが約7.6万点とRedmi 14Cの約3.5万点の2倍以上の差があります。
この違いは、SNSや動画視聴といった日常使いでは気になりませんが、ゲームをプレイする場合は、nubia Ivyの方がカクつきが少なく快適に楽しめるでしょう。
サイズ・重さ・画面性能の違いを比較
項目 | Redmi 14C | nubia Ivy |
---|---|---|
サイズ | 約77.8(W)x171.88(H)x8.22(D) (mm) | 約76(W)x166(H)x8.6(D) (mm) |
重さ | 約211.9g | 約194g |
カラー | ・ミッドナイトブラック ・スターリーブルー ・セージグリーン | ブラック |
ディスプレイ | 約6.88インチ、1640 x 720 | 約6.6インチ2,408×1,080(フルHD+) |
リフレッシュレート | 120Hz | 90Hz |
Redmi 14Cとnubia Ivyは、サイズ感に若干の違いがあります。
Redmi 14Cは横幅がnubia Ivyよりも約2mm広く、高さも約6mm高めです。
長時間手に持って動画を見たり、ゲームをプレイしたりする場面では、この重量差が手の疲れに影響するかもしれません。
画面の滑らかさを決めるリフレッシュレートは、Redmi 14Cが120Hz、nubia Ivyが90Hzと差があります。
Redmi 14Cの方が画面の動きがより滑らかに感じられるため、スクロールやゲームプレイ時により快適に使えるでしょう。
一方、解像度についてはnubia Ivyの方が高く、より鮮明な画像表示が可能です。
写真や動画を見る際には、nubia Ivyの方が細部まではっきり見えるでしょう。
RAM/ROMの容量を比較

項目 | Redmi 14C | nubia Ivy |
---|---|---|
RAM / ROM(メモリ) | RAM:4GB / ROM:128GB / microSD 最大1TB(別売) | RAM:6GB / ROM:128GB / microSDXC™ /最大1TB |
Redmi 14CはRAM 4GB、nubia IvyはRAM 6GBを搭載しています。
RAMが多いと、複数のアプリを同時に開いても動作が安定しやすくなります。
例えば、地図アプリを使いながら音楽を聴き、さらにメッセージアプリでやりとりするといった使い方をする場合、nubia Ivyの方がアプリの切り替えがスムーズに行えるでしょう。
バッテリー容量を比較
項目 | Redmi 14C | nubia Ivy |
---|---|---|
バッテリー | 5160mAh 急速充電18W | 4420mAh 急速充電対応 |
充電端子 | USB Type-C | USB Type-C |
使用シーン | 4000-4500mAh | 4501-5000mAh | 5001-7000mAh |
---|---|---|---|
動画視聴連続使用 | 約8-9時間 | 約9-10時間 | 約10-12時間 |
SNS中心の通常使用 | 約1-1.5日 | 約1.5-2日 | 約2-2.5日 |
テザリング利用時 | 約4-5時間 | 約5-6時間 | 約6-7時間 |
モバイルゲーム | 約3-4時間 | 約4-5時間 | 約5-6時間 |
待機時間 | 約3-4日 | 約4-5日 | 約5-6日 |
※参考値は以下の条件で計測した想定です。使用環境や設定により実際の持続時間は変動します。
– 画面の明るさ:50%
– Wi-Fi接続時
– 室温25℃環境下
– 新品状態
バッテリー容量は、Redmi 14Cが5160mAh、nubia Ivyが4420mAhと、Redmi 14Cの方が約740mAh大きいです。
これは実際の使用時間にも影響し、Redmi 14Cの方が1日中使っても余裕がある場合が多いでしょう。
カメラ性能を比較
項目 | Redmi 14C | nubia Ivy |
---|---|---|
アウトカメラ | 5000万画素(アウトカメラ:約5000万画素 (F値1.8) | 5000万画素(アウトカメラ:5000万画素(メイン)+ 200万画素(被写界深度)+ 200万画素(マクロ)) |
インカメラ | 1300万画素 (F値2.0) | 800万画素(インカメラ:800万画素) |
アウトカメラの大きな違いは、nubia Ivyには被写界深度カメラとマクロカメラが追加されていることです。
これにより、nubia Ivyでは背景をぼかした人物写真や、花や小物などの接写も簡単に撮影できます。
一方、インカメラはRedmi 14Cが1300万画素、nubia Ivyが800万画素と、Redmi 14Cの方が高画素です。
自撮り写真をよく撮る方や、オンラインビデオ会議をよく利用する方は、より鮮明な映像が撮れるRedmi 14Cの方が適しているかもしれません。
防水・防塵性能を比較

項目 | Redmi 14C | nubia Ivy |
---|---|---|
防水/防塵 | IPX2、IP5X | IPX5/7、 IP6X |
▼防塵性能(0〜6の7等級)
IP0X | 保護の内容 | 想定される固形物の例 |
---|---|---|
IP1X | 直系50mm以上の 大きさの固形物が内部に入らない | 手 |
IP2X | 直系12.5mm以上の 大きさの固形物が内部に入らない | 指 |
IP3X | 直系2.5mm以上の 大きさの固形物が内部に入らない | 工具の先端 |
IP4X | 直系1.0mm以上の 大きさの固形物が内部に入らない | ワイヤー |
IP5X | 有害な影響が発生するほどの 粉塵が内部に入らない | 粉塵 |
IP6X | 粉塵が内部に入らない | 粉塵 |
▼防水性能(0〜8の9等級)
IPコード | 保護の内容 |
---|---|
IPX0 | 保護されていない |
IPX1 | 垂直に落ちてくる水滴による有害な影響がない |
IPX2 | 垂直から15度の範囲で落ちてくる水滴による有害な影響がない |
IPX3 | 垂直から60度の範囲で落ちてくる水滴による有害な影響がない |
IPX4 | あらゆる方向からの飛沫による有害な影響がない |
IPX5 | あらゆる方向からの噴流水による有害な影響がない |
IPX6 | あらゆる方向からの強い噴流水による有害な影響がない |
IPX7 | 一時的に一定の水圧(水深)で水没しても内部に浸水しない |
IPX8 | 継続的に水没しても内部に浸水しない |
防水・防塵性能は、nubia IvyがIPX5/7、IP6Xと高い防水・防塵性能を備えているのに対し、Redmi 14Cはやや低めです。
nubia Ivyは雨の日でも安心して使用でき、万が一水がかかっても問題ありません。
一方、Redmi 14Cは軽い雨程度なら問題ないですが、強い雨や水回りでの使用には注意が必要です。
防水性能を重視する方や、アウトドア活動が多い方にはnubia Ivyがおすすめです。
おサイフケータイ・認証機能の搭載状況を比較
項目 | Redmi 14C | nubia Ivy |
---|---|---|
おサイフケータイ | - | ◯ 対応 |
指紋認証 | ◯ 対応 | ◯ 対応 |
顔認証 | ◯ 対応 | ◯ 対応 |
おサイフケータイはnubia Ivyのみ対応しており、電子マネーやポイントカードとして利用できます。
認証機能については、両機種とも指紋認証と顔認証に対応しています。
対応SIMを比較
項目 | Redmi 14C | nubia Ivy |
---|---|---|
対応SIM | nanoSIM / nanoSIM スロット数:2 | nanoSIM / eSIM スロット数:1 |
SIMについては、Redmi 14Cが物理SIMを2枚挿せるのに対し、nubia Ivyは物理SIM1枚とeSIMの組み合わせに対応しています。
対応バンドを比較

項目 | Redmi 14C | nubia Ivy |
---|---|---|
対応バンド(5G) | - | 5G:n3/28/77 |
対応バンド(4G) | LTE:B1/2/3/4/5/7/8/13/18/19/26/28/38/40/41/66 | LTE:B1/2/3/4/5/7/8/12/17/18/19/26/28/41/42 |
5G | 3.7GHz帯 | 4.5GHz帯 | 28GHz帯 | |
---|---|---|---|---|
n77 | n78 | n79 | n257 | |
ドコモ | – | ◯ | ◯ | ◯ |
au | ◯ | ◯ | – | ◯ |
ソフトバンク | ◯ | – | – | ◯ |
楽天モバイル | ◯ | – | – | ◯ |
4G(LTE) | 700MHz 帯 |
800MHz帯 | 900MHz 帯 |
1.5GHz帯 | 1.7GHz帯 | 2.0GHz帯 | 3.5GHz帯 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
バンド28 | バンド18/26 | バンド19 | バンド8 | バンド11 | バンド21 | バンド3 | バンド1 | バンド42 | |
ドコモ | ◯ | – | ◯ | – | – | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
au | ◯ | ◯ | – | – | ◯ | – | ◯ | ◯ | ◯ |
ソフトバンク | ◯ | – | – | ◯ | ◯ | – | ◯ | ◯ | ◯ |
楽天モバイル | ◯ | ◯ (auパートナー回線) |
– | – | – | – | ◯ | – | – |
※2025/01/25時点の対応バンドです。
対応バンドについては、nubia Ivyは5G通信に対応しているのに対し、Redmi 14CはLTEまでの対応となっています。
動画のストリーミングや大容量ファイルのダウンロードを頻繁に行う方、将来的な高速通信への対応を重視する方にはnubia Ivyがおすすめです。
Redmi 14Cとnubia Ivyの取り扱いサイトと本体価格
格安SIM各社での取り扱い状況と本体価格を比較
格安SIM | Redmi 14C | nubia Ivy |
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IIJmio >公式から申し込む | 2025/3/31まで110円(4GB/128GB) | のりかえ割110円 |
楽天モバイル >公式から申し込む | - | - |
mineo >公式から申し込む | 2025/3/31まで10,010円(4GB/128GB) 2025/3/31まで10,010円(8GB/256GB) | - |
※表示価格はMNP価格です。価格は調査時点のものであり、変動する可能性があります。最新の情報は各取扱いサイトにてご確認ください。