この記事では、AQUOS sense9(2024年11月発売)とmotorola edge 40(2023年7月発売)の違いを比較してご紹介します。
【結論】AQUOS sense9とmotorola edge 40 どちらを選ぶ?
ミドルレンジのスマートフォン、AQUOS sense9とmotorola edge 40は、どちらも高性能ながら手頃な価格帯の端末として位置づけられており、日常的なアプリ利用からカメラ撮影、動画視聴まで幅広い用途に対応できる機種です。
両機種の主な違いは以下の表の通りです。
項目 | AQUOS sense9 | motorola edge 40 |
---|---|---|
画面 | 約6.1インチ 240Hzリフレッシュレート | 約6.55インチ 144Hzリフレッシュレート |
バッテリー | 5000mAh | 4400mAh 68W急速充電対応 15Wワイヤレス充電対応 |
カメラ構成 | 標準:約5030万画素 広角:約5030万画素 | メイン:5000万画素 超広角+マクロ:約1300万画素 |
本体サイズ・重量 | 約73×149×8.9mm・約166g | 約72×158×7.58mm(最薄部)・約171g |
それぞれの機種の特徴を活かせる使用シーンをまとめると以下の通りです。
AQUOS sense9は、高リフレッシュレート、大容量バッテリー、コンパクトサイズが特徴で、長時間の使用と持ち運びやすさの両方を重視する方に適しています。
一方、motorola edge 40は、大型有機ELディスプレイ、超急速充電、ワイヤレス充電対応など、充電の手軽さと映像視聴体験を重視する方に向いています。
選ぶ際は、画面サイズや充電方式の違いを中心に、ご自身の使い方に合った機種を検討されると良さそうです。
以下では、さらに詳しいスペック情報や価格について比較していますので、参考にしてみてくださいね。
AQUOS sense9とmotorola edge 40のスペックを比較
まずは、AQUOS sense9とmotorola edge 40の主なスペックを比較表でご紹介します。
全体の概要をご確認いただいた後、気になる項目の詳細をチェックしてみてください。
項目 | AQUOS sense9 | motorola edge 40 |
---|---|---|
メーカー | SHARP | motorola |
発売日 | 2024/11/21 | 2023/7/21 |
サイズ | 約73(W)x149(H)x8.9(D) (mm) | 約71.99(W)x158.43(H)x7.58(D) (mm)※最薄部 |
重さ | 約166g | 約171g |
カラー | ・ブルー ・ブラック ・グレージュ ・コーラル ・ホワイト | ・イクリプスブラック ・ルナブルー |
OS | Android™ 14 | Android™ 13 |
SoC(CPU) | Snapdragon® 7s Gen 2 Mobile Platform | MediaTek Dimensity 8020 (2.6GHz x 4、2.0GHz x 4) |
RAM / ROM(メモリ) | RAM:6GB / ROM:128GB RAM:8GB / ROM:256GB | RAM:8GB / ROM:256GB |
バッテリー | 5000mAh USB Power delivery Revision3.0対応 | 4400mAh 急速充電対応 68W TurboPower™ チャージャー同梱、15W ワイヤレス充電(Qi対応) |
充電端子 | USB Type-C | USB Type-C |
ディスプレイ | 約6.1インチ、2340×1080(FHD+) | 約6.55インチ2,400x1,080 (FHD+)、pOLED、20:9 |
リフレッシュレート | 240Hz | 144Hz |
アウトカメラ | 標準カメラ:有効画素数 約5030万画素 F値1.9 光学手ブレ補正 広角カメラ:有効画素数 約5030万画素 F値2.2 | 5000万画素(アウトカメラ:5000万画素メイン (f/1.4) OIS、Omni-directional PDAF + 約1300万画素 超広角(120°)+マクロ (f/2.2)、LEDフラッシュ) |
インカメラ | 有効画素数 約3200万画素 F値2.2 | 3200万画素(インカメラ:3200万画素 (f/2.4)) |
対応SIM | nanoSIM / eSIM スロット数:1 | nanoSIM / eSIM スロット数:1 |
防水/防塵 | IPX8、IP6X | IP68 |
おサイフケータイ | ◯ 対応 | ◯ 対応 |
指紋認証 | ◯ 対応 | ◯ 対応 |
顔認証 | ◯ 対応 | ◯ 対応 |
対応バンド(5G) | 5G: n1/3/28/38/40/41/77/78/79 | 5G: n1/3/28/41/77/78 |
対応バンド(4G) | LTE:B1/2/3/5/8/12/17/18/19/21/28/38/40/41/42 | LTE: B1/2/3/4/7/8/11/12/17/18/19/26/28/38/39/40/41/42 |
公式サイト | 公式サイトを見る | 公式サイトを見る |
AnTuTuベンチマークスコアでSoC性能を比較

項目 | AQUOS sense9 | motorola edge 40 |
---|---|---|
SoC(CPU) | Snapdragon® 7s Gen 2 Mobile Platform | MediaTek Dimensity 8020 (2.6GHz x 4、2.0GHz x 4) |
- PU:基本的な処理性能と演算速度
- GPU:グラフィック処理やゲーム描画の性能
- Memory:RAMとROMの処理速度
- UX:実際の操作性と応答性能
AnTuTuスコア | 動作・操作感 |
---|---|
総合スコア:約150万点以上 GPUスコア:約60万点以上 | ヌルヌル、動作に不満なし |
総合スコア:約100万点〜150万点 GPUスコア:約35万点〜60万点 | 重いゲームもなんとか |
総合スコア:約50万点〜100万点 GPUスコア:約15万点〜35万点 | 軽いゲームくらいなら |
総合スコア:約25万点〜50万点 GPUスコア:約5万点〜15万点 | 必要最低限 |
総合スコア:約25万点以下 GPUスコア:約5万点以下 | サブ端末向き |
motorola edge 40(MediaTek Dimensity 8020)はAQUOS sense9(Snapdragon 7s Gen 2)と比べて総合スコアで約1.2倍の性能差があります。
特に注目すべきはグラフィック性能で、motorolaはAQUOSの約2倍の処理能力を持っています。
この差は日常的なSNSやWEB閲覧では体感しにくいですが、3Dゲームなどの負荷の高いアプリではmotorola edge 40の方がより滑らかな動作を実現できそうです。
サイズ・重さ・画面性能の違いを比較
項目 | AQUOS sense9 | motorola edge 40 |
---|---|---|
サイズ | 約73(W)x149(H)x8.9(D) (mm) | 約71.99(W)x158.43(H)x7.58(D) (mm)※最薄部 |
重さ | 約166g | 約171g |
カラー | ・ブルー ・ブラック ・グレージュ ・コーラル ・ホワイト | ・イクリプスブラック ・ルナブルー |
ディスプレイ | 約6.1インチ、2340×1080(FHD+) | 約6.55インチ2,400x1,080 (FHD+)、pOLED、20:9 |
リフレッシュレート | 240Hz | 144Hz |
AQUOS sense9とmotorola edge 40は、横幅は同じくらいで、縦幅はmotorola edge 40の方が長く、AQUOS sense9の方が5gほど軽量です。
ディスプレイは、motorola edge 40の方が画面サイズが大きく、映画鑑賞や写真閲覧を楽しむ方には迫力ある視聴体験を提供します。
一方、AQUOS sense9はリフレッシュレートが高く、SNSのスクロールやゲームのような動きの多い操作がより滑らかで快適に表示されます。ゲームやSNSをよく利用する方にはこちらがおすすめです。
RAM/ROMの容量を比較

項目 | AQUOS sense9 | motorola edge 40 |
---|---|---|
RAM / ROM(メモリ) | RAM:6GB / ROM:128GB RAM:8GB / ROM:256GB | RAM:8GB / ROM:256GB |
RAM/ROMの容量については「RAM:8GB / ROM:256GB」を選択すれば、どちらも同等となります。
バッテリー容量を比較
項目 | AQUOS sense9 | motorola edge 40 |
---|---|---|
バッテリー | 5000mAh USB Power delivery Revision3.0対応 | 4400mAh 急速充電対応 68W TurboPower™ チャージャー同梱、15W ワイヤレス充電(Qi対応) |
充電端子 | USB Type-C | USB Type-C |
使用シーン | 4000-4500mAh | 4501-5000mAh | 5001-7000mAh |
---|---|---|---|
動画視聴連続使用 | 約8-9時間 | 約9-10時間 | 約10-12時間 |
SNS中心の通常使用 | 約1-1.5日 | 約1.5-2日 | 約2-2.5日 |
テザリング利用時 | 約4-5時間 | 約5-6時間 | 約6-7時間 |
モバイルゲーム | 約3-4時間 | 約4-5時間 | 約5-6時間 |
待機時間 | 約3-4日 | 約4-5日 | 約5-6日 |
※参考値は以下の条件で計測した想定です。使用環境や設定により実際の持続時間は変動します。
– 画面の明るさ:50%
– Wi-Fi接続時
– 室温25℃環境下
– 新品状態
バッテリー容量はAQUOS sense9の方が大きく、1日中外出する機会が多い方や、充電する時間が限られている方には安心感があります。
一方で充電速度はmotorola edge 40が大きく勝っています。
付属の急速充電器を使えばわずか10分でおよそ1日分の充電を完了します。
さらに、ワイヤレス充電にも対応しているため、寝る前にワイヤレス充電器に置いておくだけで、朝には満充電になっている便利さがあります。
カメラ性能を比較
項目 | AQUOS sense9 | motorola edge 40 |
---|---|---|
アウトカメラ | 標準カメラ:有効画素数 約5030万画素 F値1.9 光学手ブレ補正 広角カメラ:有効画素数 約5030万画素 F値2.2 | 5000万画素(アウトカメラ:5000万画素メイン (f/1.4) OIS、Omni-directional PDAF + 約1300万画素 超広角(120°)+マクロ (f/2.2)、LEDフラッシュ) |
インカメラ | 有効画素数 約3200万画素 F値2.2 | 3200万画素(インカメラ:3200万画素 (f/2.4)) |
カメラについては、アウトカメラ・インカメラともに同等の画素数となっています。
防水・防塵性能を比較

項目 | AQUOS sense9 | motorola edge 40 |
---|---|---|
防水/防塵 | IPX8、IP6X | IP68 |
▼防塵性能(0〜6の7等級)
IP0X | 保護の内容 | 想定される固形物の例 |
---|---|---|
IP1X | 直系50mm以上の 大きさの固形物が内部に入らない | 手 |
IP2X | 直系12.5mm以上の 大きさの固形物が内部に入らない | 指 |
IP3X | 直系2.5mm以上の 大きさの固形物が内部に入らない | 工具の先端 |
IP4X | 直系1.0mm以上の 大きさの固形物が内部に入らない | ワイヤー |
IP5X | 有害な影響が発生するほどの 粉塵が内部に入らない | 粉塵 |
IP6X | 粉塵が内部に入らない | 粉塵 |
▼防水性能(0〜8の9等級)
IPコード | 保護の内容 |
---|---|
IPX0 | 保護されていない |
IPX1 | 垂直に落ちてくる水滴による有害な影響がない |
IPX2 | 垂直から15度の範囲で落ちてくる水滴による有害な影響がない |
IPX3 | 垂直から60度の範囲で落ちてくる水滴による有害な影響がない |
IPX4 | あらゆる方向からの飛沫による有害な影響がない |
IPX5 | あらゆる方向からの噴流水による有害な影響がない |
IPX6 | あらゆる方向からの強い噴流水による有害な影響がない |
IPX7 | 一時的に一定の水圧(水深)で水没しても内部に浸水しない |
IPX8 | 継続的に水没しても内部に浸水しない |
防水・防塵性能は同等です。
おサイフケータイ・認証機能の搭載状況を比較
項目 | AQUOS sense9 | motorola edge 40 |
---|---|---|
おサイフケータイ | ◯ 対応 | ◯ 対応 |
指紋認証 | ◯ 対応 | ◯ 対応 |
顔認証 | ◯ 対応 | ◯ 対応 |
おサイフケータイ・認証機能については、同等の機能が搭載されています。
対応SIMを比較
項目 | AQUOS sense9 | motorola edge 40 |
---|---|---|
対応SIM | nanoSIM / eSIM スロット数:1 | nanoSIM / eSIM スロット数:1 |
対応SIMについては、どちらもnanoSIM(スロット1枚)・eSIMの構成です。
対応バンドを比較

項目 | AQUOS sense9 | motorola edge 40 |
---|---|---|
対応バンド(5G) | 5G: n1/3/28/38/40/41/77/78/79 | 5G: n1/3/28/41/77/78 |
対応バンド(4G) | LTE:B1/2/3/5/8/12/17/18/19/21/28/38/40/41/42 | LTE: B1/2/3/4/7/8/11/12/17/18/19/26/28/38/39/40/41/42 |
5G | 3.7GHz帯 | 4.5GHz帯 | 28GHz帯 | |
---|---|---|---|---|
n77 | n78 | n79 | n257 | |
ドコモ | – | ◯ | ◯ | ◯ |
au | ◯ | ◯ | – | ◯ |
ソフトバンク | ◯ | – | – | ◯ |
楽天モバイル | ◯ | – | – | ◯ |
4G(LTE) | 700MHz 帯 |
800MHz帯 | 900MHz 帯 |
1.5GHz帯 | 1.7GHz帯 | 2.0GHz帯 | 3.5GHz帯 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
バンド28 | バンド18/26 | バンド19 | バンド8 | バンド11 | バンド21 | バンド3 | バンド1 | バンド42 | |
ドコモ | ◯ | – | ◯ | – | – | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
au | ◯ | ◯ | – | – | ◯ | – | ◯ | ◯ | ◯ |
ソフトバンク | ◯ | – | – | ◯ | ◯ | – | ◯ | ◯ | ◯ |
楽天モバイル | ◯ | ◯ (auパートナー回線) |
– | – | – | – | ◯ | – | – |
※2025/01/25時点の対応バンドです。
対応バンドについては、motorola edge 40の方がやや多いですが、国内で違いを感じることはほとんどないでしょう。
海外に行く方は対応バンドをチェックしておくと安心ですよ。
AQUOS sense9とmotorola edge 40の取り扱いサイトと本体価格
格安SIM各社での取り扱い状況と本体価格を比較
格安SIM | AQUOS sense9 | motorola edge 40 |
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IIJmio >公式から申し込む | 2025/3/31まで34,800円(6GB/128GB) 2025/3/31まで44,800円(8GB/256GB) | 57,800円 |
楽天モバイル >公式から申し込む | 2025/4/14 8:59まで41,900円(6GB/128GB) | - |
mineo >公式から申し込む | 2025/3/31まで41,624円(6GB/128GB) 2025/3/31まで44,946円(8GB/256GB) | - |
※表示価格はMNP価格です。価格は調査時点のものであり、変動する可能性があります。最新の情報は各取扱いサイトにてご確認ください。