この記事では、AQUOS sense9(2024年11月発売)とAQUOS sense8(2023年11月発売)の違いを比較してご紹介します。
【結論】AQUOS sense9とAQUOS sense8、あなたに最適なのはどっち?
AQUOS sense9とsense8は、シャープの人気ミドルレンジスマートフォンシリーズの最新モデルと一つ前のモデルです。
どちらも日常使いに十分な性能を備えながらも、コストパフォーマンスに優れた端末として位置づけられています。
SNSやメール、ウェブ閲覧、写真撮影といった基本的な使い方から、動画視聴や軽いゲームまで幅広く対応できる万能モデルです。
両者の違いについて、主要な特徴を見ていきましょう。
項目 | AQUOS sense9 | AQUOS sense8 |
---|---|---|
発売日 | 2024年11月21日 | 2023年11月9日 |
CPU | Snapdragon 7s Gen 2 | Snapdragon 6 Gen 1 |
メモリ(RAM) | 6GB/8GB | 6GB |
ストレージ | 128GB/256GB | 128GB+microSD対応 |
ディスプレイ | 6.1インチ FHD+ 240Hz | 6.1インチ FHD+ 90Hz |
インカメラ | 3200万画素 | 800万画素 |
これらの特徴を踏まえ、以下のような使い方をされる方におすすめです。
総合的に見ると、sense9はCPUやカメラ性能、画面の滑らかさなど多くの面で進化しており、より快適な使用感を期待できます。
特に自撮り写真の質や画面の動きの滑らかさを重視する方には、新しいsense9がおすすめです。
一方、microSDカードでの拡張性を重視する方や、基本的な使い方で十分という方には、sense8も魅力的な選択肢となります。
以下では、各スペックの詳細な違いを比較解説し、それぞれの特徴を活かせる使い方とともに、2機種の選び方や販売価格をご紹介します。
AQUOS sense9とAQUOS sense8のスペックを比較
AQUOS sense9とAQUOS sense8の主なスペックを比較表で示しています。
まずは全体の概要をご確認いただき、その後で気になる項目を詳しくチェックしてみてください。
項目 | AQUOS sense9 | AQUOS sense8 |
---|---|---|
メーカー | SHARP | SHARP |
発売日 | 2024/11/21 | 2023/11/9 |
サイズ | 約73(W)x149(H)x8.9(D) (mm) | 約71(W)x153(H)x8.4(D) (mm) |
重さ | 約166g | 約159g |
カラー | ・ブルー ・ブラック ・グレージュ ・コーラル ・ホワイト | ・ペールグリーン ・ライトカッパー ・コバルトブラック |
OS | Android™ 14 | Android™ 13 |
SoC(CPU) | Snapdragon® 7s Gen 2 Mobile Platform | Qualcomm® Snapdragon™ 6 Gen 1 Mobile Platform 2.20GHz+1.8GHz オクタコア |
RAM / ROM(メモリ) | RAM:6GB / ROM:128GB RAM:8GB / ROM:256GB | RAM:6GB / ROM:128GB / microSDXCカード 最大1TB(別売) |
バッテリー | 5000mAh USB Power delivery Revision3.0対応 | 5000mAh 急速充電対応 USB Power delivery Revision3.0規格対応 |
充電端子 | USB Type-C | USB Type-C |
ディスプレイ | 約6.1インチ、2340×1080(FHD+) | 約6.1インチFHD+ 2,432×1,080 (IGZO OLED) |
リフレッシュレート | 240Hz | 90Hz |
アウトカメラ | 標準カメラ:有効画素数 約5030万画素 F値1.9 光学手ブレ補正 広角カメラ:有効画素数 約5030万画素 F値2.2 | 5030万画素(アウトカメラ: 約5,030万画素(標準)+約800万画素(広角)) |
インカメラ | 有効画素数 約3200万画素 F値2.2 | 800万画素(インカメラ:約800万画素) |
対応SIM | nanoSIM / eSIM スロット数:1 | nanoSIM / eSIM スロット数:1 |
防水/防塵 | IPX8、IP6X | IPX5/8、IP6X |
おサイフケータイ | ◯ 対応 | ◯ 対応 |
指紋認証 | ◯ 対応 | ◯ 対応 |
顔認証 | ◯ 対応 | ◯ 対応 |
対応バンド(5G) | 5G: n1/3/28/38/40/41/77/78/79 | 5G:n1/3/28/41/77/78/79 |
対応バンド(4G) | LTE:B1/2/3/5/8/12/17/18/19/21/28/38/40/41/42 | LTE:B1/2/3/5/8/12/17/18/19/21/28/38/41/42 |
公式サイト | 公式サイトを見る | 公式サイトを見る |
AnTuTuベンチマークスコアでSoC性能を比較

項目 | AQUOS sense9 | AQUOS sense8 |
---|---|---|
SoC(CPU) | Snapdragon® 7s Gen 2 Mobile Platform | Qualcomm® Snapdragon™ 6 Gen 1 Mobile Platform 2.20GHz+1.8GHz オクタコア |
- PU:基本的な処理性能と演算速度
- GPU:グラフィック処理やゲーム描画の性能
- Memory:RAMとROMの処理速度
- UX:実際の操作性と応答性能
AnTuTuスコア | 動作・操作感 |
---|---|
総合スコア:約150万点以上 GPUスコア:約60万点以上 | ヌルヌル、動作に不満なし |
総合スコア:約100万点〜150万点 GPUスコア:約35万点〜60万点 | 重いゲームもなんとか |
総合スコア:約50万点〜100万点 GPUスコア:約15万点〜35万点 | 軽いゲームくらいなら |
総合スコア:約25万点〜50万点 GPUスコア:約5万点〜15万点 | 必要最低限 |
総合スコア:約25万点以下 GPUスコア:約5万点以下 | サブ端末向き |
sense9のSnapdragon 7s Gen 2はsense8のSnapdragon 6 Gen 1と比べて総合スコアで約4.6万点高く、特にGPU性能で約2.2万点の差があります。
この性能差は日常的なSNSやメール利用では体感しにくいですが、写真編集や動画閲覧では快適さが増すでしょう。
両機種とも軽いゲームであれば十分に遊べますが、より長時間プレイしても発熱や動作の遅延が少ないのはsense9です。
カメラアプリでの連写や画像処理も、sense9の方がスムーズに行えるでしょう。
日常使用だけなら両機種の体感差は小さいですが、写真撮影や軽いゲームを頻繁に楽しむ方にはsense9のSoCがより適しています。
サイズ・重さ・画面性能の違いを比較
項目 | AQUOS sense9 | AQUOS sense8 |
---|---|---|
サイズ | 約73(W)x149(H)x8.9(D) (mm) | 約71(W)x153(H)x8.4(D) (mm) |
重さ | 約166g | 約159g |
カラー | ・ブルー ・ブラック ・グレージュ ・コーラル ・ホワイト | ・ペールグリーン ・ライトカッパー ・コバルトブラック |
ディスプレイ | 約6.1インチ、2340×1080(FHD+) | 約6.1インチFHD+ 2,432×1,080 (IGZO OLED) |
リフレッシュレート | 240Hz | 90Hz |
sense9はsense8と比べて縦の長さがやや短くなり、厚みが少し増しています。
重さについては、sense9が約7g重くなっていますが、日常使用ではほとんど気にならない程度の差です。
どちらも片手で持ちやすいサイズ感を維持しているので、コンパクトなスマホを求める方にとっては選びやすい機種といえるでしょう。
両機種の最大の違いの一つがリフレッシュレートです。
sense9は最大240Hzに対応しているのに対し、sense8は90Hzとなっています。
この違いは、SNSのタイムラインをスクロールしたり、アクション性の高いゲームをプレイしたりする際に体感できます。
sense9ではより滑らかな動きを楽しめるため、画面の動きにこだわりたい方には大きな魅力となるでしょう。
RAM/ROMの容量を比較

項目 | AQUOS sense9 | AQUOS sense8 |
---|---|---|
RAM / ROM(メモリ) | RAM:6GB / ROM:128GB RAM:8GB / ROM:256GB | RAM:6GB / ROM:128GB / microSDXCカード 最大1TB(別売) |
sense9は上位モデルでRAMとROMが増量されました。
一方、sense8はmicroSDカードでのストレージ拡張に対応していますが、sense9では対応していません。
複数のアプリを同時に使うことが多い方や、アプリの切り替えをスムーズに行いたい方はRAM容量が大きいsense9が適しています。
写真や動画をたくさん撮る方は、sense9の大容量モデルかmicroSD拡張可能なsense8を状況に応じて選ぶとよいでしょう。
バッテリー容量を比較
項目 | AQUOS sense9 | AQUOS sense8 |
---|---|---|
バッテリー | 5000mAh USB Power delivery Revision3.0対応 | 5000mAh 急速充電対応 USB Power delivery Revision3.0規格対応 |
充電端子 | USB Type-C | USB Type-C |
使用シーン | 4000-4500mAh | 4501-5000mAh | 5001-7000mAh |
---|---|---|---|
動画視聴連続使用 | 約8-9時間 | 約9-10時間 | 約10-12時間 |
SNS中心の通常使用 | 約1-1.5日 | 約1.5-2日 | 約2-2.5日 |
テザリング利用時 | 約4-5時間 | 約5-6時間 | 約6-7時間 |
モバイルゲーム | 約3-4時間 | 約4-5時間 | 約5-6時間 |
待機時間 | 約3-4日 | 約4-5日 | 約5-6日 |
※参考値は以下の条件で計測した想定です。使用環境や設定により実際の持続時間は変動します。
– 画面の明るさ:50%
– Wi-Fi接続時
– 室温25℃環境下
– 新品状態
バッテリー容量については、前機種から変更されていません。
カメラ性能を比較
項目 | AQUOS sense9 | AQUOS sense8 |
---|---|---|
アウトカメラ | 標準カメラ:有効画素数 約5030万画素 F値1.9 光学手ブレ補正 広角カメラ:有効画素数 約5030万画素 F値2.2 | 5030万画素(アウトカメラ: 約5,030万画素(標準)+約800万画素(広角)) |
インカメラ | 有効画素数 約3200万画素 F値2.2 | 800万画素(インカメラ:約800万画素) |
sense9は広角カメラが高画素化し、インカメラも大幅に進化しました。
これにより、広い風景や大人数の集合写真でも細部まで鮮明に撮影できるようになり、自撮り写真の品質も格段に向上しています。
SNSに自撮り写真を投稿することが多い方や、ビデオ通話をよく利用する方には、sense9のカメラ性能向上が実感できるでしょう。
防水・防塵性能を比較

項目 | AQUOS sense9 | AQUOS sense8 |
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防水/防塵 | IPX8、IP6X | IPX5/8、IP6X |
▼防塵性能(0〜6の7等級)
IP0X | 保護の内容 | 想定される固形物の例 |
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IP1X | 直系50mm以上の 大きさの固形物が内部に入らない | 手 |
IP2X | 直系12.5mm以上の 大きさの固形物が内部に入らない | 指 |
IP3X | 直系2.5mm以上の 大きさの固形物が内部に入らない | 工具の先端 |
IP4X | 直系1.0mm以上の 大きさの固形物が内部に入らない | ワイヤー |
IP5X | 有害な影響が発生するほどの 粉塵が内部に入らない | 粉塵 |
IP6X | 粉塵が内部に入らない | 粉塵 |
▼防水性能(0〜8の9等級)
IPコード | 保護の内容 |
---|---|
IPX0 | 保護されていない |
IPX1 | 垂直に落ちてくる水滴による有害な影響がない |
IPX2 | 垂直から15度の範囲で落ちてくる水滴による有害な影響がない |
IPX3 | 垂直から60度の範囲で落ちてくる水滴による有害な影響がない |
IPX4 | あらゆる方向からの飛沫による有害な影響がない |
IPX5 | あらゆる方向からの噴流水による有害な影響がない |
IPX6 | あらゆる方向からの強い噴流水による有害な影響がない |
IPX7 | 一時的に一定の水圧(水深)で水没しても内部に浸水しない |
IPX8 | 継続的に水没しても内部に浸水しない |
防水・防塵性能については違いはありません。
おサイフケータイ・認証機能の搭載状況を比較
項目 | AQUOS sense9 | AQUOS sense8 |
---|---|---|
おサイフケータイ | ◯ 対応 | ◯ 対応 |
指紋認証 | ◯ 対応 | ◯ 対応 |
顔認証 | ◯ 対応 | ◯ 対応 |
おサイフケータイ、認証機能については違いはありません。
対応SIMを比較
項目 | AQUOS sense9 | AQUOS sense8 |
---|---|---|
対応SIM | nanoSIM / eSIM スロット数:1 | nanoSIM / eSIM スロット数:1 |
対応SIMについては違いはありません。
対応バンドを比較

項目 | AQUOS sense9 | AQUOS sense8 |
---|---|---|
対応バンド(5G) | 5G: n1/3/28/38/40/41/77/78/79 | 5G:n1/3/28/41/77/78/79 |
対応バンド(4G) | LTE:B1/2/3/5/8/12/17/18/19/21/28/38/40/41/42 | LTE:B1/2/3/5/8/12/17/18/19/21/28/38/41/42 |
5G | 3.7GHz帯 | 4.5GHz帯 | 28GHz帯 | |
---|---|---|---|---|
n77 | n78 | n79 | n257 | |
ドコモ | – | ◯ | ◯ | ◯ |
au | ◯ | ◯ | – | ◯ |
ソフトバンク | ◯ | – | – | ◯ |
楽天モバイル | ◯ | – | – | ◯ |
4G(LTE) | 700MHz 帯 |
800MHz帯 | 900MHz 帯 |
1.5GHz帯 | 1.7GHz帯 | 2.0GHz帯 | 3.5GHz帯 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
バンド28 | バンド18/26 | バンド19 | バンド8 | バンド11 | バンド21 | バンド3 | バンド1 | バンド42 | |
ドコモ | ◯ | – | ◯ | – | – | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
au | ◯ | ◯ | – | – | ◯ | – | ◯ | ◯ | ◯ |
ソフトバンク | ◯ | – | – | ◯ | ◯ | – | ◯ | ◯ | ◯ |
楽天モバイル | ◯ | ◯ (auパートナー回線) |
– | – | – | – | ◯ | – | – |
※2025/01/25時点の対応バンドです。
5G対応バンドに若干の違いがありますが、日本国内での利用において体感できる差はほとんどありません。
海外での利用を頻繁に考えている方は、渡航先の通信事業者が対応しているバンドを事前に確認しておくとよいでしょう。
AQUOS sense9とAQUOS sense8の取り扱いサイトと本体価格
格安SIM各社での取り扱い状況と本体価格を比較
格安SIM | AQUOS sense9 | AQUOS sense8 |
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IIJmio >公式から申し込む | 2025/3/31まで34,800円(6GB/128GB) 2025/3/31まで44,800円(8GB/256GB) | 2025/3/31まで19,800円 |
楽天モバイル >公式から申し込む | 2025/4/14 8:59まで41,900円(6GB/128GB) | 実質負担額29,800円 |
mineo >公式から申し込む | 2025/3/31まで41,624円(6GB/128GB) 2025/3/31まで44,946円(8GB/256GB) | - |
※表示価格はMNP価格です。価格は調査時点のものであり、変動する可能性があります。最新の情報は各取扱いサイトにてご確認ください。